2014年10月 のアーカイブ

顔のホクロ 切除【鼻翼部(小鼻)】

2014年10月31日 金曜日

坂クリニックの木下です。

 

今回は、『ホクロ切除手術』

症例写真を紹介します。

(写真の掲載をお許しいただき

ありがとうございました。)

ほくろ除去の方法としては

以下の2種類が代表的です。

①炭酸ガスレーザーや高周波メスで

削るように切除する

②メスで切除して縫い寄せる

(1本の線に縫い寄せてしまう

単純縫縮術がほとんどです)

今回紹介するのは

②の単純縫縮術の経過です。

 

↓ 写真は左の小鼻(鼻翼部)の

外側にある最大径7mmのほくろです。

治療を希望される頻度が高い

部位のひとつです。

鼻翼母斑術前 (1)

①の方法でも対応可能でしたが、

切除して縫い寄せた場合でも、

小鼻と頬の間の溝に沿った傷跡に

すればほとんど目立たないため、

話し合いの結果②の方法で行う

ことになりました。

 

↓ 手術直後です。

鼻翼母斑術直後

手術の所要時間は局所麻酔の

時間込みで30分程度です。

小鼻の下の方に肌色のテープが

貼られているところは、

①の方法で小さなホクロを

とっています。

 

↓ 抜糸後 4 ヵ月目頃の状態です。

鼻翼母斑術後 4M S

手術から最低2~3ヵ月間は

傷あとが赤く、周囲より硬く

触れるのは 通常の経過です。

①の方法で除去した小さな

ホクロもきれいになくなり、

傷あとの赤みがわずかに

残るだけとなっています。

 

赤坂クリニックでは

ほくろ除去の方法決定にあたり、

各方法の利点・欠点、手術後に

必要な処置内容、 傷が治る経過、

予想される傷跡についてなど、

カウンセリング時に詳しい情報を

お伝えしたうえで行っています。

近況

2014年10月28日 火曜日

“漢字の書き順が正しい美容形成

外科医 ?! ” を目指して、つい先日

中高生や20代の若者にまぎれて

『漢検』準2級(←弱気)を受験した、

坂クリニックの木下です。

高校在学程度というレベル設定ですが、

私にとっては気合を入れて準備しないと

難しい内容でした。

恥ずかしながら、

「捕まる」や「誉れ」の送り仮名を

間違えてしまったり、

議論の「応酬」という漢字を

「応襲」と書いてしまいました・・・。

漢検

 気を取り直して、別件の報告です。

赤坂クリニックの近くにあった

皿うどんで有名な『赤坂十八番』が

つい最近閉店していました。

写真 1

まだ「ちゃんぽん」しか食べたことがなく、

看板メニューの皿うどんにトライ

したかったので残念です。

看板

手首~前腕のタトゥー ③【2回目術後】

2014年10月27日 月曜日

坂クリニックの木下です。

 

一昨日の続きです。

この患者さんは現在までに

2回目の手術まで終了しています。

タトゥーを複数回に分けて切除していく

この手術では、回数を重ねるごとに

切除可能な幅も狭まり、縫い寄せも

難しくなっていきます。

1回目の手術で3.5cm幅切除できましたが、

2回目の手術で切除できたのは

最大2.2cm幅でした。

今後、1~2回の手術が必要な見込みですが、

これからが特にしんどくなります。

Post2ndOP1.5M

Post2ndOP 1.5M

写真の時点で、手首の動きに制限はなく

今までどおり仕事もできているとのことでした。

手首~前腕のタトゥー ②【1回目術後】

2014年10月25日 土曜日

坂クリニックの木下です。

 

昨日書いたとおり、この部位は

露出部であり、治療結果の良し悪しが

否応なしに目につきます。

また、皮膚を広く切り取ったあとに

非常に縫い寄せづらいエリアです。

皮膚を切除しすぎるとつっぱって

しまうので、手首を十分に反らせなくなる

可能性もあり、もしバスガイドさんだったら

しんどいと思います。

患者さんが希望するゴールと

マッチするならば、

レーザー治療で気長に

治療する方が無難なタトゥーです。

 

患者さんがタトゥーをとりたかった理由は、

将来資格を取得するための準備目的

とのことでしたので、治療終了までの

期限が限られていました。

中途半端に色や絵柄が残るのも困るとのことで、

複数回(最低3回)に分けて安全に切除

していこうという方針になりました。

 

1回目の手術では写真での縦方向に

最大7cmあったタトゥーのうち

3.5cm幅を切除しました。

写真は1回目の手術から

2ヵ月半経過したときの状態です。

まだまだ残っているという感じです。

1回目術後2.5M

術後 2.5M

手首~前腕のタトゥー ①【術前】

2014年10月24日 金曜日

坂クリニックの木下です。

今回からは、タトゥー切除手術

の症例写真を紹介します

(途中経過ですが・・・)。

術前

手首よりも少し肘側(前腕)

にあるタトゥーです。

この部位のワンポイントの

タトゥーとしては大きめの絵柄

ではないでしょうか。

術前2

術前3

手や手首付近は、日常生活において

常に隠そうとすると無理がある部位です。

肘から先、膝から下、首から上は保険診療でも

露出部と定義され、形成外科医としては

仕上がりにことさら気を遣うエリアです。

さらに、この方は旧知の外科ドクターから

紹介いただいた患者さんでもあり、

プレッシャーもかかります !(汗)

(わざわざ赤坂クリニックを

ご指名いただき感謝しています !!)

 

タトゥーそのものは、濃淡がありますが

レーザーで回数を重ねていくと

結構目立たなくなる可能性はありました。

しかし治療回数・時間と費用をかけたあげく、

濃かったところがぼんやり残ったり、

レーザー後の瘢痕(きずあと)や白斑などを

残す可能性も否定できません。

続く・・・。

ブログとゲリラ豪雨

2014年10月22日 水曜日

坂クリニックの木下です。

今日は滅多にやらない

タトゥーの削皮手術などなどで

燃え尽きました。

昨日は2日連続でブログに投稿したためか、

帰宅途中でゲリラ豪雨

見舞われてしまいました。

今日も長文を投稿するのは危険と判断し

これにて失礼します!

 

 

タトゥー・刺青の治療について ②

2014年10月21日 火曜日

坂クリニックの木下です。

ブログを連日書こうと思ったためか、

今日の福岡は午後からの予報です。

 

・・・昨日の続きです。

タトゥーのレーザー治療では、

患者さんが希望する期間内に

治療が終わらなさそうな場合や、

いくら時間をかけても

レーザーでは消すことが難しそうな

色や濃さのタトゥーの場合もあります。

そのような場合は、

レーザー治療の限界を説明したうえで、

手術という選択肢を提示しています。

レーザー治療を受けるつもりで

受診したのに手術を提案されると、

ほとんどの方は尻込みしてしまいます。

手術となると恐怖感や傷あとの心配など、

ハードルが高く感じるのは当然ですので、

強引にお勧めするようなことは

もちろんありません。

また、最初から手術を希望されて来られたのに、

手術でもレーザーでもとりきれないと

判断した場合は素直にお断りさせて

いただいています。

 

現在、タトゥー・刺青のレーザー治療が

可能なクリニックは本当にたくさんあると

思います。

赤坂クリニックではレーザー治療と手術という

代表的な選択肢について、どちらか一方に

かたよることなく検討することができます。

タトゥー・刺青の治療について ①

2014年10月20日 月曜日

坂クリニックの木下です。

最近、タトゥー・刺青(いれずみ)を

消したい」「とりたい」との

ご相談で来院される患者さんが

増えてきました。

赤坂クリニックではタトゥー・刺青を

とる手段として、レーザー治療または

切り取って縫いよせる方法(切除縫縮手術)

を行うことが多いのですが、

それぞれの方法で『治療経過・結果』、

『利点・欠点』が異なります。

そのため、医師とのカウンセリングを

しっかり行い、患者さんが納得・安心

して受けていただける治療法を選択しています。

 

実際は、来院された時点でレーザー治療を

希望している患者さんが断然多く、

レーザー治療によって患者さんが

目指す結果が期待できそうな場合は、

当然レーザー治療をお勧めしています。

 

珍しく、明日に続く・・・。

吉家院長が All About デビュー!!

2014年10月17日 金曜日

 

ブログ更新が休み中かもしれない

坂クリニックの木下です。

すっかり肌寒くなり

油山(あぶらやま)の初冠雪を

待つばかりの毎日です。

 

さて、先日『All About』という

歴史ある情報サイトに当院の

吉家院長の取材記事が掲載されました!

 

スキンケアのカテゴリーの中で

量より“質”!しわとコラーゲンの

深~い関係に迫る』

というタイトルです。

秋の夜長にぜひご一読を!

↓ ↓ ↓

http://allabout.co.jp/gm/gc/445197/

 

aa_top_logo