症例写真【下くちびるのホクロ除去②】

坂クリニック・木下です。

前回のホクロ治療経過の続きです。

 

赤坂クリニックではホクロ治療後の

傷ぐちには、「抗生物質入りの塗り薬

を塗ったうえに肌色のテープを貼る」

というベタな処置を、傷ぐちがふさがる

まで毎日頑張っていただいています。

PO4.5M_

上の写真は治療後4ヵ月半の状態です。

赤みをおびた傷あとが少し盛り上がって

います。

『肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)』

と呼ばれる状態です。

くちびるに近いホクロ」を今回のような

方法で治療した場合、その後の経過中に

高い頻度見られる一時的な傷あとの

変化です。

このような事情から、

今回は傷ぐちがふさがってからも

「肥厚性瘢痕対策としての肌色テープ

貼付」をご本人の支障のない範囲で

半年以上続けていただきました。

 

PO8M_

 

同じく8ヵ月目です。↑ ↑

赤みと盛り上がりが少しづつ

改善してきています。

PO1y_ Before_

最後が1年後の状態です。↑ ↑

治療前の写真と並べてみました。

治療経過を知っている人が見れば、

なんとなく傷あとが見えてくるかも

しれませんが、赤の他人から指摘

されるような傷あとではありません。

ホクロの再発や発毛も見られません。

PO1y (2)_

正面から見てもくちびるの

ひきつれや変形は認めません。

良好な経過で、ご本人も満足

されていました。

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