赤坂クリニックの木下です。
昨日書いたとおり、この部位は
露出部であり、治療結果の良し悪しが
否応なしに目につきます。
また、皮膚を広く切り取ったあとに
非常に縫い寄せづらいエリアです。
皮膚を切除しすぎるとつっぱって
しまうので、手首を十分に反らせなくなる
可能性もあり、もしバスガイドさんだったら
しんどいと思います。
患者さんが希望するゴールと
マッチするならば、
レーザー治療で気長に
治療する方が無難なタトゥーです。
患者さんがタトゥーをとりたかった理由は、
将来資格を取得するための準備目的
とのことでしたので、治療終了までの
期限が限られていました。
中途半端に色や絵柄が残るのも困るとのことで、
複数回(最低3回)に分けて安全に切除
していこうという方針になりました。