顔のホクロ 切除【鼻翼部(小鼻)】

坂クリニックの木下です。

 

今回は、『ホクロ切除手術』

症例写真を紹介します。

(写真の掲載をお許しいただき

ありがとうございました。)

ほくろ除去の方法としては

以下の2種類が代表的です。

①炭酸ガスレーザーや高周波メスで

削るように切除する

②メスで切除して縫い寄せる

(1本の線に縫い寄せてしまう

単純縫縮術がほとんどです)

今回紹介するのは

②の単純縫縮術の経過です。

 

↓ 写真は左の小鼻(鼻翼部)の

外側にある最大径7mmのほくろです。

治療を希望される頻度が高い

部位のひとつです。

鼻翼母斑術前 (1)

①の方法でも対応可能でしたが、

切除して縫い寄せた場合でも、

小鼻と頬の間の溝に沿った傷跡に

すればほとんど目立たないため、

話し合いの結果②の方法で行う

ことになりました。

 

↓ 手術直後です。

鼻翼母斑術直後

手術の所要時間は局所麻酔の

時間込みで30分程度です。

小鼻の下の方に肌色のテープが

貼られているところは、

①の方法で小さなホクロを

とっています。

 

↓ 抜糸後 4 ヵ月目頃の状態です。

鼻翼母斑術後 4M S

手術から最低2~3ヵ月間は

傷あとが赤く、周囲より硬く

触れるのは 通常の経過です。

①の方法で除去した小さな

ホクロもきれいになくなり、

傷あとの赤みがわずかに

残るだけとなっています。

 

赤坂クリニックでは

ほくろ除去の方法決定にあたり、

各方法の利点・欠点、手術後に

必要な処置内容、 傷が治る経過、

予想される傷跡についてなど、

カウンセリング時に詳しい情報を

お伝えしたうえで行っています。

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