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平行型の二重にしたい!【全切開重瞼術 ①】

2015年6月17日 水曜日

坂クリニック・木下です。

 

二重まぶたをつくる手術は

重瞼(じゅうけん)術と呼ばれ

美容外科手術の中で最も

ポピュラーといえます。

当院でも一年をとおして

多くの方が受けている手術です。

タイトルの【全切開法】は埋没法

とならんで重瞼(じゅうけん)術の

ひとつの選択肢です。

いわゆる切開法と埋没法の中間に位置

するような術式として「小切開法」

という方法が存在するため【全】切開法

と呼んでいますが、利点と欠点がともに

中途半端な小切開法を行う機会は

ほとんどありません。

 

 今回は全切開による二重まぶた

手術の症例写真を紹介します。

平行型の二重ラインを希望された

20代女性です。

もともとの完全な一重まぶたに対し、

約 5年前から受けてきた複数回の埋没法で

末広型の二重ラインはきちんとあります。

しかし、末広型では理想よりも

目が小さく見えること、埋没法では

ラインが長持ちしにくいとのことで、

切開法による二重まぶた手術を希望

されました。

PreOP (2)_ PreOP_

両側とも目頭に典型的な蒙古(もうこ)

ヒダがかぶさっており、目と目の間が

少し離れて見えます。

このような状態で平行型の二重ラインを

希望された場合は目頭切開手術の併用を

お勧めすることが多いです。

しかし今回は目頭切開の併用なしで、

可能な限り平行型を目指してほしいとの

ご希望でした。

 手術では、二重の幅を通常より広めの

左 9.0mm、右 9.5mm幅で設定し、

皮膚切除を左 2mm、右 3mm幅で

行いました。

下は手術終了時です。

PostOP (2)_

つづく・・・。