‘ほくろ’ カテゴリーのアーカイブ

症例写真【額のホクロ】続き

2015年3月31日 火曜日

坂クリニックの木下です。

診察室から見える福岡城・舞鶴公園は

恒例の『さくらまつり』で賑わっています。

IMG_2390

今回は、前回紹介した額のホクロの

斜め方向からの経過写真です。

Pre_Renamed_by_IWS

額中央の直径 11 mm のドーム状に

盛り上がったホクロです。

保険適用での切除手術を行いました。

PO1M_Renamed_by_IWS

1カ月後の傷跡が赤い時期です。

約3ヵ月間はアフターケアとして

テープを貼っていただきました。

PO4M_Renamed_by_IWS

4ヵ月後です。

赤みも消え、傷あとは目立ちません。

斜めから見ても変形はありません。

IMG_3195

甲羅に桜の花びらをのせて

お花見中のカメです。

症例写真【額のホクロ】

2015年3月3日 火曜日

坂クリニック・木下です。

3月最初は赤坂クリニックで

非常に多い手術のひとつである

『ホクロ切除』症例を紹介します。

(写真の掲載をお許しいただき

ありがとうございました。)

PreOPE (2)_Renamed_by_IWS

額中央の直径 11 mm のドーム状に

盛り上がったホクロの除去を希望された

40代の患者さんです。

額の横方向のシワに平行な

紡錐(ぼうすい)形

( ↑ どら焼きを横から見たような形)

に切り取って縫い寄せました。

PO7th_Renamed_by_IWS

手術後7日目の抜糸直後の状態です。 ↑

まだ痛々しい時期です。

抜糸後約3ヵ月間は肌色のテープを

貼っていただきました。

PO2M (2)_Renamed_by_IWS

手術後2ヵ月の状態です。↑

傷あとの赤みや硬さがまだ目立つ

時期です。

PO4 (2)_Renamed_by_IWS

手術後4ヵ月半の状態です。↑

傷あとの赤みや硬さは消失して

いました。

傷あとはもちろん残っていますが

額のシワに沿っているので目立ち

ません。

 

手術後の経過観察はこの段階で終了

しましたが、今後半年~1年経過

するとさらに周囲となじむため、

より目立たなくなることが予想

されます。

症例写真【鼻のホクロ切除縫縮手術】

2015年1月30日 金曜日

坂クリニックの木下です。

早いもので1月も明日で最終日です。

ブログは3回だけしか書けず

反省中です。

今回は保険適応で鼻のホクロを

切除して縫い寄せた手術の

症例写真を紹介します。

(写真の掲載をお許しいただき

 ありがとうございました。)

 

切除前のホクロです。

鼻背母斑術前 正面 鼻背母斑術前 斜

サイズは10×9mmでした。

縦方向に切り取って縫い寄せました。

 

3ヵ月後の状態です。

(肌色のテープを貼っていただいて

いたため、その範囲が少しくぼんで

見えます。)

鼻背母斑術後3ヵ月 正面 鼻背母斑術後3ヵ月斜

 傷あとの赤みがまだ残っていますが、

この程度であれば、あと1~2ヵ月で

自然に消えていく場合が多いです。

顔のホクロ 切除【鼻翼部(小鼻)】

2014年10月31日 金曜日

坂クリニックの木下です。

 

今回は、『ホクロ切除手術』

症例写真を紹介します。

(写真の掲載をお許しいただき

ありがとうございました。)

ほくろ除去の方法としては

以下の2種類が代表的です。

①炭酸ガスレーザーや高周波メスで

削るように切除する

②メスで切除して縫い寄せる

(1本の線に縫い寄せてしまう

単純縫縮術がほとんどです)

今回紹介するのは

②の単純縫縮術の経過です。

 

↓ 写真は左の小鼻(鼻翼部)の

外側にある最大径7mmのほくろです。

治療を希望される頻度が高い

部位のひとつです。

鼻翼母斑術前 (1)

①の方法でも対応可能でしたが、

切除して縫い寄せた場合でも、

小鼻と頬の間の溝に沿った傷跡に

すればほとんど目立たないため、

話し合いの結果②の方法で行う

ことになりました。

 

↓ 手術直後です。

鼻翼母斑術直後

手術の所要時間は局所麻酔の

時間込みで30分程度です。

小鼻の下の方に肌色のテープが

貼られているところは、

①の方法で小さなホクロを

とっています。

 

↓ 抜糸後 4 ヵ月目頃の状態です。

鼻翼母斑術後 4M S

手術から最低2~3ヵ月間は

傷あとが赤く、周囲より硬く

触れるのは 通常の経過です。

①の方法で除去した小さな

ホクロもきれいになくなり、

傷あとの赤みがわずかに

残るだけとなっています。

 

赤坂クリニックでは

ほくろ除去の方法決定にあたり、

各方法の利点・欠点、手術後に

必要な処置内容、 傷が治る経過、

予想される傷跡についてなど、

カウンセリング時に詳しい情報を

お伝えしたうえで行っています。

顔のホクロ 切除【こめかみ・生え際】

2014年6月16日 月曜日

 

坂クリニックの木下です。

当院で1年を通してリクエストが

非常に多い『ホクロの治療』ですが、

以前のブログで受診後の流れや、

治療費用などについてふれましたので、

今回は症例写真を紹介します。

(写真の掲載をお許しいただき

 ありがとうございました。)

 

ほくろ除去の方法としては

以下の2種類が代表的です。

①炭酸ガスレーザーや高周波メスで切除する

②メスで切除して縫いよせる

(1本の線に縫い寄せてしまう単純縫縮や

ホクロの形どおりに切除して丸く縫い縮める

きんちゃく縫合などがあります)

今回紹介するのは②の単純縫縮術の

経過です。

 

↓ 写真はこめかみ生え際のほくろです。

青い線で囲まれた範囲の皮膚を

切り取って縫い寄せます。

2013-09

 

 ↓ 抜糸後1か月目頃の傷あとです。

最低2~3ヵ月間は傷あとが赤く

少し盛り上がって見えるのは

通常の経過です。

2013-11

 

 ↓ 手術後8か月目頃の傷あとです。

周囲とはわずかに異なる色調の

肌色の細い線に落ち着いています。

2014-06

ほくろとりの方法決定にあたっては、

各方法の利点・欠点、手術後に必要な処置内容、

傷が治る経過、予想される傷跡についてなどを

詳しくお伝えしたうえで行っています。

赤坂クリニックのホクロ治療 ② 費用について

2014年1月14日 火曜日

 

坂クリニックの 木下です。

 

今回は特にお問い合わせの多いホクロ治療時の

 

費用についてです。

 

 

初診時の診察で決定した治療方法によって

 

費用が異なります。

 

前回お伝えした以下の①と②の方法について

 

説明します。

 

 

①炭酸ガスレーザーや高周波メスで切除する方法

 

保険が適用されません。

 

 5ヵ所までが1ヵ所につき 5000円、

 

6ヵ所目以上は1ヵ所につき 3000円です。

 

≪処置料および薬剤料として別途 3000円

(切除する個数にかかわらず一律料金)

が必要です。≫

 

②メスで切除して縫いよせる方法

 

 げん保険適用です。

 

保険で定められた細かいルールに従って

 

料金が決まります。

 

ホクロの部位、大きさ、個数によって料金は異なり、

 

顔面などの露出部の場合3割負担で

 

約6000円~20000円ぐらいまでの幅が生じます。

 

切除したものを病理検査に提出する場合、

 

その料金(3割負担で約3000円)が加算されます。

 

 

保険で決められたどの料金が適用できるかは

 

実際にご来院のうえ診察させていただかないと

 

わかりませんので、ホクロの治療をご希望の方は

 

一度当院医師の診察を受けてみてください。

赤坂クリニックのホクロ治療 ① 初診時の流れ

2014年1月10日 金曜日

 

 

すっかり新年ではなくなりましたが

 

あけましておめでとうございます。

 

今年はもっとブログを更新したい

 

坂クリニックの木下です。

 

今年も坂クリニックを

 

どうぞよろしくお願いいたします!!

 

 

さて、今年最初のブログは

 

当院で1年を通してリクエストが非常に多い

 

『ホクロの治療』をテーマに始めます。

 

受診後の流れや、治療費用などについて

 

数回に分けてお知らせしたいと思います。

 

 

ホクロのお悩みで受診された方には

 

まず医師の診察を受けていただき、

 

それがホクロであるのかシミやその他の皮膚腫瘍

 

ではないのかといった診断を行います。

 

診断結果、ホクロの存在部位・大きさなどを考慮のうえ

 

以下の①か②のどちらの方法で行うかを決定します。

 

(診断確定や良性・悪性の判断を目的とした病理検査

 

に提出するかどうかも決定しておきます。)

 

①炭酸ガスレーザーや高周波メスで切除する

 

②メスで切除して縫いよせる

(1本の線に縫い寄せてしまう単純縫縮や

ホクロの形どおりに切除して丸く縫い縮める

きんちゃく縫合などがあります)

 

方法の決定にあたっては、

 

各方法の利点・欠点、手術後に必要な処置内容、

 

傷が治る経過、予想される傷跡についてなどを

 

お伝えしたうえで、患者さんのご希望も考慮しながら

 

行います。

 

 

次回は治療費用についてお伝えする予定です。