赤坂クリニック・木下です。
9月を目前にしてちょっと
涼しくなってきました。
今回は、
「背中(肩甲部)のタトゥー」に対する
ピコ秒レーザー《PicoWay》での
1回治療後の経過写真を紹介します。
《治療前》です。↓ ↓

濃淡を少し伴う黒色のタトゥーです。
治療効率をアップさせる目的で
Qスイッチヤグレーザーも併用
しました。(費用はピコレーザー
のモニター価格のままです。)
初回治療後《3ヵ月目》です。 ↓ ↓

黒色の色素は1回の治療でかなり
減少しているのがわかると思います。
茶色に見えるのは色素沈着などが
原因ですので数カ月かけて薄くなる
のを待ってから次回の治療を受けて
いただくことになります。
さらに8ヵ月経過して
初回治療後《11ヵ月目》です。↓ ↓
(2回目の治療直前)

11カ月も経過していますので
さすがに色素沈着による茶色い
色調も薄くなっています。
1回のピコレーザー照射で黒色の
部分は点在するのみとなりました。
(3ヵ月目の状態と比べても黒色
の部分が減っているのがわかると
思います。マクロファージという
お掃除細胞が地味に作業を進めて
くれていたおかげと考えられます。)
現在、ピコレーザーでのタトゥー治療
を受けていらっしゃる方のほとんどは
1か月半~2ヵ月に1回のペースで
治療を進めていますが、急いで消す
必要がない、または仕事の都合などが
理由で治療間隔が不規則に開いてしまう
こともあります。
治療間隔が開くことで、色素沈着が
薄くなったり、マクロファージの
働きによる残存色素の減少が期待でき、
次回レーザー治療時のメリットになる
場合もあります。
最適な治療間隔については、タトゥーの
部位や状態、治療開始後の経過によって
異なりますので、診察のうえ詳しく説明
させていただきます。
今後も引き続き治療経過を紹介したいと
思います。
この投稿は 2016年8月29日 月曜日 9:47 AM に タトゥー、刺青, ピコレーザー【PicoWay】, 木下, 症例写真 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。
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