多汗症の治療

今年も猛暑でしたが、

やっと涼しく過ごしやすい毎日になりましたね。

こんな時期にいまさらながら

「多汗症の治療」について書きたいと思います。

 

 

当院ではワキの多汗症に対し、

塩化アルミニウム外用(パースピレックス®)

ボツリヌス療法を行っています。

 

 

塩化アルミニウム外用は古くからある治療ですが、

ムコ多糖類と金属イオンが合成した沈殿物が

汗を分泌する管(角層内の汗管)を塞ぐことで

汗を抑えます。

パースピレックス®

ロールオンタイプで塗りやすく、

外用剤が肌に密着しやすく

お勧めです。

塗るだけの治療なので、

汗にお悩みの方は

まず試してみられるとよいと思います。

時にカブレをおこす場合があるので

痒みや赤味が生じた場合には中止してください。

IMG_2130

ボツリヌス療法

末梢神経からのアセチルコリン分泌を抑制することで

汗を抑える治療です。

注射した範囲の発汗を

一時的(通常効果は4ヵ月間ほど持続します)

に抑えます。

 

 

また現在当院ではミラドライの学術モニター募集

を行っております。

ミラドライ

マイクロ波を皮膚表面から照射する機器で

汗腺にダメージを与える

と考えられています。詳細はコチラ>>

ご興味のある方はお問い合わせください。

 

中園

コメントをどうぞ