‘木下’ カテゴリーのアーカイブ
2015年5月27日 水曜日
赤坂クリニック・木下です。
今回は右腕の傷あと修正手術の
症例写真を紹介します。
モニター患者さんは20代男性です。
右腕の肘に近いエリアに成熟した
白色線状瘢痕(完全に安定してしまった
傷あと)が密集しています。
このタイプの傷あとを目立たなくする
方法としては、アザやタトゥーで行うような
切除縫縮手術や皮膚移植手術は従来から
ありますが、近年は工夫された植皮術や
フラクショナルレーザー、リハビリメイク
などいろいろな方法が学会などで
発表されています。
しかし広範囲に対応できる良い方法が
いまだ存在しないのが現状です。
今回は瘢痕が 4 × 6 cmと狭い範囲に限局
していたこと、短期間で完全に傷あとを
なくしたいというご希望もあったことから、
シンプルに切除縫縮術を選択しました。

上が手術前、下が手術後 7 日目の抜糸直後
の状態です。
下の写真が手術後 1 ヵ月半の状態です。
わざと盛り上げるように縫合していた傷も
ほぼ平らになりつつあります。

一部茶色に見える色素沈着や
残りの盛り上がりは徐々に
消えていきます。
手術後 3 ヵ月ほどは、縫い寄せたこと
による新しい傷の線がピンク色に見える
期間です。この期間に重要である
アフターケア(テーピング)を
真面目に続けていただいているのが
伝わってきてうれしいですね。
カテゴリー: タトゥー、刺青, 木下, 症例写真, 瘢痕(傷あと)修正 | コメントはまだありません »
2015年5月26日 火曜日
赤坂クリニック・木下です。
お濠の蓮の勢力が夏に向けて
ジワリと増してきています。

鼻翼縮小術シリーズは、その後の
経過写真がまだありませんので、
手術後の傷あとについてのうんちくで
終わりたいと思います。
「まぶた」や「鼻」といった
顔の中でも特に目につくパーツの傷あとは、
美容外科・形成外科においては最大限
目立たないような仕上げが求められます。
まぶたの二重(ふたえ)ラインに沿った
傷あとは、本来きれいに落ち着きやすい
という部位的な特徴もあります。
また、目を開けると隠れてしまうため、
あえて見ようとしない限り気になりにくい
かもしれません。
メガネなどで常時カモフラージュも可能
ですし、目を閉じたところをじっくり
観察されない限り、他人からも気づかれ
にくいと思います。
それに比べ鼻翼縮小手術後の傷あとは、
不利な条件がやや多いといえます。
皮膚の切除量やデザインにもよりますが、
小鼻が外側に張り出していた形態が
失われるため、小鼻の付け根(外側)に元々
存在した鋭角の溝が直角~鈍角に変化します。
その結果、付け根に残った傷あとが
本人はもちろん他人からも常に見える
位置にさらされてしまいます。
一年中マスクで隠すわけにもいかない
でしょうし、ファンデーションなども
傷あとの凹凸に溜まりやすくかえって
目立つようです。
各種傷あとに対しては、傷あとの修正手術
を行うという選択肢もありますが、
小鼻の場合は、限りある貴重な小鼻の皮膚を
傷あとと一緒にさらに切除することになるため、
小鼻の形態を不自然にしてしまう可能性が
高く、積極的にはお勧めできません。
以上、小鼻に目立つ傷あとを残してしまうと
あとあと悩ましい事態に陥りやすいといえます。
傷あとを極力目立たないように仕上げるため、
小鼻にとって無理のないデザインはもちろん、
メスでの切開の角度や、皮膚の深部での縫合
(中縫い)、抜糸の時期等、手術創と周囲の
皮膚の取り扱いに細心の注意を払うことで
対応しています。

カテゴリー: 木下, 瘢痕(傷あと)修正, 美容医療, 鼻 | コメントはまだありません »
2015年5月23日 土曜日
眼瞼下垂とタトゥーの手術しか
しよらんっちゃない?
と誤解を招きそうな
赤坂クリニック・木下です。
今回は珍しくテーマを変えて、
小鼻を小さくこじんまりさせる手術
『鼻翼(小鼻)縮小術』の
症例写真を紹介します。
モニター患者さんは20代女性です。
①小鼻が目立つ(幅広い鼻に見える)、
②正面から鼻の穴が見える、という
2点がコンプレックスだったようです。

確かに鼻翼(小鼻)が基部(付け根)
よりも少し外側に張り出している
ため、若干幅広い鼻に見えます。
鼻の穴も正面から見えるといえば
見えます。
別の角度から見てみます。

鼻の下半分でアンバランスな点を
あえて指摘するとすれば、
鼻先(鼻尖部から鼻柱にかけて)の
サイズに対し鼻翼が大きめで
存在感が強い印象です。
また、正面からはあまり
気にならなかったのですが、
鼻の穴の間の付け根(鼻柱基部)
の高さに比べ小鼻の付け根の位置が
低い点も、アンバランス感や
小鼻の存在感を強調する一因と
なっているようです。

顎の方から見上げてみます。
小鼻の皮膚の厚みと付け根の幅広さ、
鼻の穴の大きさがいずれも
左の方でやや勝っていて
元々の左右差があるといえます。
つづく・・・。
カテゴリー: 木下, 症例写真, 美容医療, 鼻 | コメントはまだありません »
2015年5月22日 金曜日
赤坂クリニック・木下です。
一昨日紹介した症例は、1 回目の手術から
4ヵ月半後に2回目の切除を行いました。
さらに、初回手術からちょうど
1年後に3回目の切除を行い、タトゥー
全体をとることができました。

もともと 7 × 9 cm という
この部位にしては大きな絵柄
でしたので、1回の手術でとってしまう
ことはもちろん不可能です。
複数回に分けての切除を計画した場合は、
患者さんのご都合が許す限り
手術と手術の間隔を最低 3ヵ月以上
(理想的には 6ヵ月以上)あけたうえで、
傷あと周囲のつっぱりが十分に緩むのを
待って手術させていただいています。
その方が、結果的に最小限の手術回数
での切除が可能になります。
手首に近い部位のタトゥーでしたので
手術するたびに手首が反らしにくく
なっていないか注意を払っていましたが
最後の手術の抜糸から 1ヵ月の時点で
下の写真のように手術していない右側
の手首とほぼ同様に反らすことが
可能でした。

手術後2~3ヵ月間は傷あととその周囲が
まだ若干硬く、つっぱり感を自覚する
時期ですので、柔らかくなるまで
もうしばらく様子をみることで、
さらに手首が反らせるようになる
見込みです。
カテゴリー: タトゥー、刺青, 木下, 症例写真, 美容医療 | コメントはまだありません »
2015年5月20日 水曜日
5月後半はブログをがんばりたい
赤坂クリニックの木下です。
過去に3回にわたって紹介した
前腕(手首寄り)tattooの
3回目の手術が終了したので
紹介します。
参考までに手術前の写真です。

前回紹介した下の写真の時点では

2回目の手術まで終了しており
残存する絵柄の範囲は28×55mmでした。
あと1~2回の手術が必要かも?と
考えていましたが、結局
3回目の手術で残りのtattoo全て
を切除することができました。

写真は手術後6日目の抜糸直後の
状態です。
内出血(皮下出血斑)が消えかかって
いる時期のため黄色に見えます。
次に、抜糸から1ヵ月後の写真です。

皮膚を縫い寄せる際に傷の線に沿って
わざと少し盛り上げていますが、
3ヵ月ほどで平坦化してきます。
傷の線は周囲よりやや硬く、
全長でピンク色に見える時期です。
今後、傷あとの中でも縫い寄せる際に
きつかった部分でピンク色の線の幅が
数ミリ程度広がってきて目立ち始める
可能性もあります。
この期間はひたすらテーピングを
がんばってもらうことになります。
反対側とほぼ同様に手首を反らす
こともでき、仕事も特に支障なく
できるとのことで安心しました。
カテゴリー: タトゥー、刺青, 木下, 症例写真, 美容医療 | コメントはまだありません »
2015年5月19日 火曜日
サイクリングで無防備に日焼けしてしまい
反省気味の赤坂クリニック・木下です。

クリニックの窓から見える緑が
まぶしい季節になってきました。
紫外線も強そうです!
(出勤の時間帯は少し雲も
でていましたが・・・)↓ ↓ ↓

これからの季節、シミやくすみ
を悪化させたくない方や、
すでにレーザー治療中の方は
紫外線対策が特に重要です。
《塗る》日焼け止めは当院でも
数種類扱っていますが、
最近やっと《飲む》日焼け止めも
扱い始めました。

3年ぐらい前から地味に普及しつつある
内服するタイプの日焼け止め
『ヘリオケアカプセル』です。
【30カプセル入りで5940円(税込)】
私自身も数年前から内服して
効果を実感していますが、
日射しが特に強そうな日や
長時間のアウトドアイベント時は
《塗る》タイプの日焼け止めに
この《飲む》タイプを併用する方が
安心です。
カテゴリー: おススメ情報, 木下, 美容医療 | コメントはまだありません »
2015年4月29日 水曜日
赤坂クリニック・木下です。
昨日は眼瞼下垂症手術の
術後1ヵ月目までを紹介しました。
手術の内容ですが、
二重まぶたの幅を7mmで設定し、
たるんだ皮膚を最大10mm幅で
目尻よりも外側まで切り取りました。
眼瞼下垂症に対するメインの処理として
眼瞼挙筋前転(がんけんきょきん
ぜんてん)法を行いました。
参考までに術前の写真です。
(普段どおり正面を見つめて
いただいています。)

術後6ヵ月目の状態です。

腫れが完全に消失しているために、
術後1ヵ月目時にまゆ毛の下垂で
強調されていた全体の腫れぼったさ
がなくなっています。
また、普段どおり目を開いて
いただいているだけですが、
黒目もしっかり露出しています。

まぶたの皮膚を伸ばして傷あとを
露出させた写真です。
傷あとは白っぽい肌色に落ち着き、
不自然な凹みもないためノーメイク
でも目立ちません。
カテゴリー: アンチエイジング, まぶたのたるみ, 木下, 症例写真, 眼瞼下垂症 | コメントはまだありません »
2015年4月28日 火曜日
月はじめと月末に投稿しがちな
赤坂クリニック・木下です。
4月前半は京都で開催された
日本形成外科学会総会に吉家院長と
参加してきました。

とりあえず証拠写真です。
主にレーザー治療や眼瞼下垂症について
勉強してきたので、早速日々の診療に
活かしています。
今回紹介するのは、上まぶたのたるみと
軽度の眼瞼下垂症の症例写真です。
50代女性で、知人のお母様です。
しばらくお会いしていなかったのに
わざわざ当院を選んでいただいて
嬉しかったです。
また、ブログへの写真掲載をお許し
いただきありがとうございました。

手術前の状態です。
上まぶたの皮膚のたるみや、
黒目の上1/3ほどが隠れている
軽度の眼瞼下垂状態が原因で、
まゆ毛の位置が少し上がっています。
上まぶたの陥凹が目立つのも
眼瞼下垂症に伴いやすい所見です。

手術後7日目の抜糸直後の写真です。
腫れのために黒目の露出は制限されています。
まだまだ腫れも目立つため、オーバーな
二重まぶたに見えてしまいます。

手術後1ヵ月目の状態です。
まぶたを開けやすくなったために
無意識にまゆ毛を吊り上げる必要が
なくなり、まゆ毛の位置が下がっています。
それが原因で、
まだ少し腫れが残っているまぶたの
皮膚がまゆ毛とともに下がってしまい、
腫れぼったく見えています。
≪つづく≫
カテゴリー: アンチエイジング, まぶたのたるみ, 木下, 症例写真, 眼瞼下垂症 | コメントはまだありません »