2016年4月1日
赤坂クリニック近くの
福岡城跡の桜がとっても美しいです。


毎年さくらの季節になると
診察室からみえる風景に心癒されます。
私が考える
肌にとってとくに大切な
3つの習慣についてご紹介します。
1.肌をこすらない。
2.保湿。
3.紫外線対策。
1.肌をこすらない
前回の肝斑の記事でも書きましたが、
肌を摩擦することで
メラニン色素がつくられ色素沈着になったり、
キメがみだれます。
2.保湿
肌が乾燥すると
肌のバリア機能が低下し、
肌荒れをおこしやすくなったり、
かゆみを生じたりします。
小じわの原因にもなります。
3.紫外線対策
日光を浴びることで
体内でビタミンDがつくられるため
必要なものではありますが、
「日本では、あえて日光浴をしなくても
生体に必要な紫外線量は十分に浴びている」
といえます。
過剰な長期間の紫外線は
シミ・たるみの原因になったり、
皮膚癌の原因になることもあります。
洗顔やスキンケアの際に
皮膚を極力こすらないように気を付け、
保湿剤を塗り、
一年を通して日焼け止めクリームを使用する
というのが私がおすすめするスキンケア法です。
中園
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2016年3月30日
赤坂クリニック・木下です。

クリニックそばの舞鶴公園(写真奥)
では、先週末から恒例の『さくらまつり』
が始まり、まだ満開ではありませんが
人通りが増えています。
クリニックに一番近い桜の木は
赤坂西交差点に1本あります。

お濠の東端の桜ですが、舞鶴公園の
桜より少し早く見ごろになり、
通勤中に楽しませてもらっています。
さて今回も、
人気の最新ピコ秒レーザー
《PicoWay》
によるタトゥー除去治療
の経過を紹介します。
前胸部の黒一色のタトゥーです。↓ ↓

色が濃いところはインクの量が非常に
多いため、一部にQスイッチヤグレーザー
も動員しました。(費用はピコレーザーの
モニター価格のままです。)
1回目のピコレーザー 照射後
1.5ヵ月目です。↓ ↓

アルファベットの透かし彫りは
消えています。
濃いところはインクの量が減っている
と思われますが、パッと見の変化が
乏しいです。
2回目のピコレーザー 照射後
1.5ヵ月目です。(3回目の治療直前)↓ ↓

タトゥー全体が薄くなり始めたのが
わかると思います。
今後も引き続き治療経過を紹介したいと
思います。
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2016年3月28日
患者様が
「ハワイで日焼けしたらシミが濃くなりました!」
と慌てて受診されました。
とくに肝斑のある方は
うっかり日焼けすると
明らかに肝斑が濃くなることがあります。
私自身も昨年同様の経験をしました。
肝斑はとくに30代以降の
日本人女性に多いシミで
主に両頬に左右対称性に
ぼやーっとしたくすみとして
気づかれることが多いです。
肝斑は
日焼けや摩擦(肌をこする)によって
濃くなります。
月経や妊娠などの女性ホルモンの影響で
濃くなる場合もあります。
濃くなった肝斑もしっかり治療すれば、
改善しますので大丈夫です。
飲み薬(ビタミン剤2種・トラネキサム酸)
塗り薬(美白剤)
の治療を3~4か月続けると
改善する場合が多いです。
さらに
イオン導入(月に1~2回)や
レーザートーニング治療(10回程度)
を併用することで
より効果が期待できます。
春~夏にかけて
紫外線の影響で
肝斑が濃くなる方が多いですので、
何はともあれ紫外線対策を
心がけるとよいと思います。
中園
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2016年3月25日
赤坂クリニック・木下です。
前回に続き、人気の
最新ピコ秒レーザー
《PicoWay》
によるタトゥー除去治療
の経過を紹介します。
前胸部のタトゥーです。↓ ↓

色が濃いところはインクの量が非常に
多いため、一部にQスイッチヤグレーザー
も動員しました。(費用はピコレーザーの
モニター価格のままです。)
1回目のピコレーザー 照射後8日目です。↓ ↓

向かって左半分が黄色っぽく見えるのは
レーザー照射前の局所麻酔(注射)が
原因の内出血(皮下出血斑)です。
透かし彫りだったところは、
1回の治療でインクの色が見えなく
なっているのがわかるかと思います。
この患者様の次回の治療はご都合
により約2年後の予定です。
今後も引き続き治療経過を紹介したいと
思います。
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2016年3月23日
赤坂クリニック・木下です。
お花見シーズン間近です。
クリニック近くの舞鶴公園では
順次咲き乱れそうな雰囲気です。

(一昨日の写真です。)
今回は1月に紹介した
《PicoWay》
によるタトゥー除去治療
の経過です。
肘より上のタトゥーの一部です。↓ ↓

1回目のピコレーザー 照射後
7週間目です。↓ ↓

文字が太いところはインクの量が非常に
多いため、治療効率をアップさせる目的で
2回目の治療時から色が濃いところに対し、
Qスイッチヤグレーザーも動員しました。
(費用はピコレーザーのモニター価格の
ままです。)
その照射後1.5ヵ月目です。↓ ↓

上の写真の日に同様の方法で
3回目の照射を行いました。
今後も引き続き治療経過を紹介したいと
思います。
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2016年3月17日
3月も半ばを過ぎ、
花粉や黄砂が舞う季節になりました。
3月の紫外線は12月・1月の紫外線量の2倍です。

☝ 気象庁のサイトから引用しました。
そこで今年も早速購入しました。
何度かご紹介していますが、
飲む日焼け止め ヘリオケアです。☟

30カプセル 5940円(税込)
日焼けの30分前に1カプセルを内服します。
長時間日光を浴びる場合は、
4時間後に追加で服用します
(1日最大2カプセルまで)。
最近歩く機会が増えたので、
今年は早目の購入です。
遮光は
日焼け止めクリーム外用と
ヘリオケア内服の併用です。
もちろん
帽子
日傘
長袖
サングラス
などの物理的遮光が基本です。
中園
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2016年3月15日
赤坂クリニック・木下です。

先週土曜日は診療を休ませていただき
(会長:久留米大学形成外科
清川兼輔教授)
に参加してきました。

記念すべき第100回ということもあり、
会長の清川教授のご尽力で
太宰府天満宮の社務所という
非常に珍しい会場での開催が
実現したようです。
現在、学会の名称は
「九州・沖縄形成外科学会」
ですが、以前は「九州地方会」と
呼ばれ研修医時代の学会発表
デビューの場でもありました。
(九州地方会は全国的にみて
厳しいツッコミで有名な学会みたいで
まさに九州で働く形成外科医としての
登竜門といえるかもしれません。)
私も研修医1年目以来、
九州地方会では幾度も発表や座長を
させていただきました。
その都度、
他大学や他施設の先生から
ご指摘や励ましを受けながら
成長してきた実感があります。
今回は、
学会のあゆみを振り返るような
教育講演やランチョンセミナー
だけでなく、
太宰府天満宮の宮司さまによる
特別講演など貴重なお話しを
聴くことができて、参加した甲斐が
ありました。

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2016年3月14日
中園です。
週末は、
木下先生は形成外科学会に、
私は皮膚科学会に参加してきました。
「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に」風です
今回も沢山の演題がありました。
ひとつご紹介すると、
「ダニ混入お好み焼き経口摂取による
アナフィラキシーの1例」
お好み焼き粉やホットケーキ粉中はアミノ酸が豊富で
常温ではダニが繁殖しやすいです。
ダニアレルギーでは
十分な加熱でも変性しないアレルゲンがあるそうで、
ダニが繁殖した粉を使用した食品を食べることで
アナフィラキシーを発症することがあります。
開封後の粉は密封容器に入れて冷蔵庫保存し、
古い粉は使用しないように
気をつけることが大切です。
学会の最中から我が家のホットケーキミックスが気になり、
帰宅後すぐに粉類の整理をしました。(-_-;)
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2016年3月11日
4月13~15日に
第59回日本形成外科学会総会・学術集会
(会長:福岡大学形成外科 大慈弥裕之教授)
が福岡で開催されます。

ランチョンセミナーの
「超短パルス発振レーザーの
刺青と色素性疾患に対する効果」
では吉家院長が、
「ピコレーザー:新世代の可能性」
と題したシンポジウムでは
木下先生が講演します。
ピコレーザーは非常に新しいレーザーで
日本にも数台しかなくトピックの分野です。
ピコレーザーの刺青に対する治療効果や
照射後の皮膚病理組織像の検討、
レーザー照射により
皮膚ではどのような反応が
引き起こされるのか?
といった内容を、赤坂クリニックの
二人の先生が発表する予定です。
昨日吉家院長の発表内容の一部を
拝聴しましたが、
完成が楽しみです。
私自身も4月は札幌でレーザーセミナーでの講演
が控えていますので、
そろそろ準備に取りかかろうと思います。
中園
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2016年3月8日
昨夜は松永佳世子先生のニキビの講演会
へ行ってきました。
松永先生がご講演の中でおっしゃっており、
私自身とても共感することは、
「ニキビは重症化すると
瘢痕が生涯残る可能性があるため、
早期から適切な治療を継続して行うことが大切。」
ということです。
このことを患者様にも知って欲しいと思います。
ニキビの患者様から、
「どの皮膚科に行っても
同じ薬をくれるが効果がない」
と言われて耳が痛いことがあります。
が、よくよく話を伺うと、
薬の塗り方が間違っていたり、
薬を継続できていない場合もあります。
患者様への説明が不十分であるという
医師側の問題もあるかもしれません。
何事もそうですが、
「継続すること」が
結局は確実で近道だと思います。
今年1月にニキビの新しい抗菌薬の塗り薬が
発売されました。
1日1回で効果があることから、
お忙しい方でもお薬を続けやすいと思います。
ニキビでお悩みの方は
皮膚科に相談されてくださいね。
ニキビの過去記事はこちら
ニキビの自宅ケア>>
ニキビ跡のシミ(炎症後色素沈着)>>
「ニキビをつぶしたらシミになる」ってホント?>>
中園
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