2016年1月20日
赤坂クリニック・木下です。
1月は症例写真をできるだけ紹介
しようと思っています。
さて、
上まぶたのたるみを改善
させるための切開手術には、
たるんだ皮膚を
「二重まぶたのラインに沿って
切除する方法」と
「眉毛の下縁にそって切除する方法」
があります。
今回は後者である『眉毛下切開(切除)』
手術の治療経過を紹介します。
上まぶたのたるみ改善を希望された
40代女性です。(10年以上前に
埋没法を受けています。)

手術前の写真(↑)では、
無意識に眉毛を少し引き上げて
たるんだ皮膚のかぶさりを
軽減させています。

縦方向10mm幅、横方向40mm幅の
皮膚を切除し、細かく縫合した直後です(↑)。
手術後 1, 2, 3ヵ月目の写真を順に並べます(↓)。

最初はピンク色の細い線として
認識できた傷あとが徐々に
目立たなくなっていく経過が
わかると思います。

最後の写真が手術後 4ヵ月です(↑)。
余分な皮膚がなくなり、まぶたを
開く際の抵抗が減ったため、無意識に
眉毛を引き上げてしまうことなく、
楽に目を開けられるようになっています。
(通常の眉毛の位置が下がりました。)
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2016年1月19日
赤坂クリニック・木下です。
今回紹介する症例写真は
60代男性の右頬ホクロの
治療経過です。
(写真の掲載をお許し下さり
ありがとうございました。)

頬の中央に直径 9.5mmの
盛り上がったホクロがあり
ヒゲを剃る際に邪魔になる
とのことで切除手術を希望されました。
局所麻酔後に、
頬のシワに沿った縫い目になるように
切開と縫合を行いました。
(縫い寄せた後の傷の長さは
2.5cmでした。)
下の写真は手術後6日目の抜糸直後の
状態です。
まだ赤みがあります。

抜糸後はアフターケアとしての
テーピングを開始してもらいました。
手術後の病理検査の結果は
色素性母斑(しきそせいぼはん)・良性
でした。
下の写真が1ヵ月後の傷あとですが、
全く問題なかったためテーピングは
中止してもらいました。

手術後 11ヵ月経過していた先日、
別件で受診された際に傷あとの
経過を見せてもらいました。
肉眼では、よく探さないとわからない
くらいになじんでいて、ご本人も
全く気にならないとのことでした。
(写真のほぼ中央です。
拡大しないと一見わからない
と思います。)

この手術は保険適用で行いました。
傷の長さが 2cm以上~4cm未満でした
ので、3割負担の場合、病理検査代込み
で 15,000円弱です。
(初診料は別途 850円です。)
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2016年1月13日
赤坂クリニック・木下です。
すでにタイミングを失っていますが、
あけましておめでとうございます!
今年もブログをボチボチ更新しますので
何卒よろしくお願いいたします!
さて、
赤坂クリニックの昨年最大のニュースは
8月に最新ピコ秒レーザー《PicoWay》
を導入したことでした。
ピコ秒レーザーの導入以来、
タトゥー除去を希望されて
福岡県内各地だけでなく、
山口、大分、佐賀、長崎、熊本など
他県からも来院していただいており
心から感謝しています。
現在最短で1ヵ月半の間隔で治療していますので
すでに複数回の治療を受けた患者さんも
多くいらっしゃいます。
新春一発目は、《PicoWay》
によるタトゥー除去治療
の経過写真を紹介します。
写真は肘より上のタトゥーの一部です。↓ ↓

ピコレーザーを照射後1週間目です。
全体がカサブタで覆われています。↓ ↓

ピコレーザー 照射後1ヵ月目です。↓ ↓

カサブタはすでに剥がれ落ち、
タトゥーが一段階薄くなっているのが
わかるかと思います。
2回目のレーザー治療は近日中の予定です。
今後も引き続き治療経過を紹介したいと
思います。
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2016年1月5日

本日2016年1月5日より通常診療を行っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
中園
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2015年12月28日
赤坂クリニック 中園です。
今年赤坂クリニックは開院25周年を迎え、
また私事ではありますが、
赤坂クリニック勤務10年を迎え、
節目の年になりました。
つたないブログにもお付き合いいただき
ありがとうございました。ヾ(o´∀`o)ノ♪
2016年もどうぞよろしくお願いいたします。
2016年1月5日から診療いたします。

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2015年12月26日
皆さま
XmasはHappyにお過ごしに
なられたでしょうか?
年賀状準備が遅すぎる
赤坂クリニック・木下です。
さて、
今年最後の土曜診療も終わりました。
赤坂クリニックの
年内の診療は29日13時までです。
年内の残り1日半の診療を
頑張りたいと思います!
新年は1月5日から診療開始です。
来年もブログともども
よろしくお願いします!

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2015年12月22日
私自身加齢とともにまつ毛が細く、疎になり
目ヂカラが益々乏しくなり寂しい限りです。
皮膚科の診察時には
メイクを落としていただくことも多いですが、
まつ毛エクステンションやつけまつ毛を
されている患者様もいらっしゃいます。
まつ毛に黒々としたボリュームがあると
すっぴんでも寂しく見えにくいですよね。
ところがエクステンションやつけまつ毛による
眼や皮膚トラブルの報告もあり、
私自身はあまりお勧めできないと考えています。
睫毛貧毛症の治療薬として
厚生労働省認可されている医薬品
「グラッシュビスタ」があります。

主成分であるビマトプロストが
まつ毛の毛周期に作用し成長期を延長させることで、
まつ毛を太く、長く・濃くする薬です。
使用方法は夜1回、
附属のブラシでまつ毛の生え際に
アイラインをひくように塗布します。
まれにかゆみがでたり、
色素沈着が生じることもありますので、
ご心配な方やご興味がある方は
どうぞ中園まで>>ご相談ください。
現在ひっそりとキャンペーン中でして、
通常1箱(約70日分)20000円のところ
18000円(税込)で
ご購入いただけます。
(25箱限定です)

中園
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2015年12月21日
赤坂クリニック・木下です。
今年も残すところあと10日となり
ました。
年末に向けて予約もつまっており
気を引き締めてがんばりたいと
思います。
今回は右腕の傷あと修正手術後
8ヵ月目の経過写真を紹介します。
20代男性の右肘に近いエリアに
4 × 6 cmの範囲で密集していた
線状瘢痕を切除して縫い寄せた
症例です。
写真は上から順に
手術前、
手術後 1 ヵ月半、
手術後8ヵ月の状態です。

傷あとのつっぱり感や肘を伸ばす際の
違和感といった自覚症状は、手術後1ヵ月半
の時点から感じなかったとのことです。
縫い寄せる際にわざと盛り上げていた
キズあとはすでに平坦化しています。
一部を除いて傷あとの幅はほとんど
広がることなく細く白い線に
落ち着いています。
手術後に傷あとの辺縁に認めていた
色素沈着はわずかに残存するのみです。
色素沈着がもっと落ち着くまでは
もうしばらく時間がかかりそうです。
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2015年12月15日
早いもので12月も半ばになり、
今年も残すところあとわずかです。
先日赤坂クリニックに講師の先生にお越しいただき、
ヒアルロン酸注入の講習を
行っていただきました。
当院の医師4名で参加しました。
日々行っている手技ですが、
改めて日頃の手技を確認できたり、
最新の注入法を教えていただいたり、
ブラッシュアップするよい機会になりました。
従来は1本1本のシワを埋めるように
ヒアルロン酸を注入する方法が主でしたが、
最近は、
たるみをリフトアップするように注入したり、
凹みを盛り上げて
ごつごつした感じや疲れた感じを緩和したり、
というように
全体のイメージを若々しくする注入方法があります。
「Vista Shape(ビスタシェイプ)」と呼ばれ、
当院でもじわじわと人気の施術です。
もちろん従来の方法も有効ですので、
お一人おひとりの状態や部位、ご希望に応じて
ヒアルロン酸の種類や注入方法を選択し
よりよい効果を出すようにご提案したいと思います。
当院では数種のヒアルロン酸を取り扱っております。

中園
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2015年12月10日
赤坂クリニック・木下です。
『全切開重瞼術と目頭切開手術』の
3回目は、術後 7ヵ月時の写真を紹介します。
下に掲載した4枚の写真のうち
上の2枚は比較用の術前写真です。
2枚目のシミュレーション時の写真は
蒙古ヒダを内側に寄せるようにテープを
貼り、手術後に目が開けやすくなることを
想定して、目を大きく開いてもらった状態で
撮影しています。

気にされていた皮膚のだぶつきが
なくなり、二重のラインも1本に
まとまりくっきりしました。
最初から大きな変化を望まれていなかった
ために目頭切開による変化はわかりにくい
かもしれませんが、目と目の間の距離や
内側の白目の露出範囲はほぼシミュレー
ションどおりに仕上がっています。
内眼角間距離は目標34mmでしたが、
きちんと34mmで落ち着きました。
皮膚のだぶつきや蒙古ヒダの存在は
目を大きく開こうとする際に制限を
加えている場合があります。
今回の手術ではそのどちらの制限も
軽減させたため、手術後の写真では
目が大きく開いているのがわかると
思います。(無理せずらくに目を開いて
もらった状態で撮影しています。)
傷あとについては、前回紹介した
1.5ヵ月時よりも周囲の色素沈着が改善
したため、より自然で目立たない状態に
落ち着いています。
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