鼻翼(小鼻)縮小術の傷あとについて

坂クリニック・木下です。

お濠の蓮の勢力が夏に向けて

ジワリと増してきています。

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鼻翼縮小術シリーズは、その後の

経過写真がまだありませんので、

手術後の傷あとについてのうんちくで

終わりたいと思います。

 

「まぶた」や「鼻」といった

顔の中でも特に目につくパーツの傷あとは、

美容外科・形成外科においては最大限

目立たないような仕上げが求められます。

 

まぶたの二重(ふたえ)ラインに沿った

傷あとは、本来きれいに落ち着きやすい

という部位的な特徴もあります。

また、目を開けると隠れてしまうため、

あえて見ようとしない限り気になりにくい

かもしれません。

メガネなどで常時カモフラージュも可能

ですし、目を閉じたところをじっくり

観察されない限り、他人からも気づかれ

にくいと思います。

 

それに比べ鼻翼縮小手術後の傷あとは、

不利な条件がやや多いといえます。

皮膚の切除量やデザインにもよりますが、

小鼻が外側に張り出していた形態が

失われるため、小鼻の付け根(外側)に元々

存在した鋭角の溝が直角~鈍角に変化します。

その結果、付け根に残った傷あとが

本人はもちろん他人からも常に見える

位置にさらされてしまいます。

一年中マスクで隠すわけにもいかない

でしょうし、ファンデーションなども

傷あとの凹凸に溜まりやすくかえって

目立つようです。

 

各種傷あとに対しては、傷あとの修正手術

を行うという選択肢もありますが、

小鼻の場合は、限りある貴重な小鼻の皮膚を

傷あとと一緒にさらに切除することになるため、

小鼻の形態を不自然にしてしまう可能性が

高く、積極的にはお勧めできません。

以上、小鼻に目立つ傷あとを残してしまうと

あとあと悩ましい事態に陥りやすいといえます。

傷あとを極力目立たないように仕上げるため、

小鼻にとって無理のないデザインはもちろん、

メスでの切開の角度や、皮膚の深部での縫合

(中縫い)、抜糸の時期等、手術創と周囲の

皮膚の取り扱いに細心の注意を払うことで

対応しています。

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