症例写真【2回に分けての首のホクロ切除】

坂クリニック・木下です。

あっという間に訪れた8月最終日を

雨天で迎え寂しい限りです。

過ぎゆく夏の空を未練がましく

載せます。

(数日前の台風後の写真です。)

east summer sky

さて今回は10代なかばの女性の

首筋にあるホクロ(色素性母斑・

しきそせいぼはん)の

治療経過を紹介します。

(写真の掲載をお許し下さり

ありがとうございました。)

PreOP_

このタイプはレーザー治療でいくら

粘っても完治しませんので

通常は切除手術の適応です。

色素性母斑の大きさは

15×25 mmでした。

全体を1回の手術で切り取って

縫い寄せることも可能な大きさです。

しかしこのサイズのホクロに対し、

1回で切り取って縫い寄せてしまう手術

(単純切除術)を行うと、傷の長さが

35~45mmになってしまいます。

髪で隠せる場所とはいえ女性の露出部

ですし、この長さの傷あとを残して

しまうのは躊躇します。

そこで、最終的に残ってしまう

傷の長さを少しでも短くする、

手術後の患部のつっぱり感を軽減

することなどを目的に、あえて

2回に分けて切除する方針としました。

形成外科的には『単純切除術』に対し、

『連続切除術』と呼ばれる方法です。

もちろん保険診療の対象です。

 

夏休みや春休みを利用した、

無理のない切除プランで予定どおり

完全切除しました。

下は 2回目の切除手術直前の写真です。

( 1回目の手術後7か月半経過して

います。)

1回目の手術でできるだけ切除して

いたため、残りのホクロのサイズは

7×24mmでした。

PO7.5M_

下は2回目の手術後5ヵ月半後の写真です。

手術後3~4ヵ月程度は肌色のテープを

貼っていただきました。

PO5.5M_

最終的な傷あとの全長は25 mm

ですみました。

まだわずかにピンク色ですが

最終的にはこの色は消えてしまいます。

summer sky

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