こんにちは。
前回は、ドクターSからハンドケアについてのお話でした
余談ですが、私自身は
ADERMAのエグゾメガクリーム
(伸ばした後にテカテカ感なく割とさらっとしている )を中心に、まったりとした触感がほしい時は
ドゥ・ラ・メールのハンドクリームで、
こちらもおすすめです。
福岡でも急に肌寒い気候が訪れ湿度も下がり、
ドライスキンの患者さまが一気に増加しています
クリニックでは中々ご案内する機会が少ないですので、
今回、当院で取り扱いのメディカルコスメを
ご紹介したいと思います
基礎化粧品は、
ドラッグストアやスーパーで安価で簡単に手に入るもの、
デパート等で扱われる十数万円もの高価な美容クリームまで、様ざま。
新作発売の時期には
多くの女性誌・ファッション誌でも特集され、
魅力的なキャッチフレーズや美しい広告に目移りしてしまいます
皆さまはどのようなポイントで基礎化粧品を選ばれていますか!?
好きなブランドが決まっている..
そのシーズンの広告に惹かれて..
香りがよいものを..
植物由来という言葉に魅かれる..
高機能という言葉に魅かれて..
漢方という言葉に弱い..
敏感肌用がよい...
答えは十人十色。正解はありません
化粧品は、薬事法で
「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために身体に塗布・散布その他これらに類する方法で使用されるもので、人に対する作用が緩和なもの」
とされ、配合の成分についても海外に比べ比較的厳しく規制されています。
そのように規定されるがゆえに、ちまたで販売されている化粧品には劇的な変化を起こすものはほとんどなく、有効成分の濃度は低いのがほとんど。
裏を返せば、かぶれ等のトラブルがない限りは、個人の範囲内で安全にお手入れをする事を可能にしています
化粧品を肌表面から単純につけた場合、
そもそも濃度のうすい有効成分が、目的の場所までとどいて大きな変化をもたらす可能性は低いはずで、
私個人の考えでは、
その化粧品に特化した理由がない限りは、
よほどの金額は費やす必要はないと思うのです。
欠かしてはいけないポイントだと思うことは、
自分の肌に刺激がない、肌の水分脂分バランスにあった保湿力の物を見つけること
赤坂クリニックでは
以下のメディカルコスメを取り扱っています
(詳しくは、また別でアップしたいと思います)
● ADERMA (アデルマ) フランスのブランドで、レアルバオート麦成分の保湿効果を使ったシリーズ
● FC(エフシー)ポーラファルマの製品で、 加齢によるお肌の変化に向けたシリーズ
● ENVIRON (エンビロン)南アフリカ生まれのメディカルコスメで、肌の悩みに応じて多くのラインがそろう
● Cellnew (セルニュー)常盤薬品の製品で、ピーリング作用のグリコール酸などを配合しているライン
● Navision (ナビジョン)資生堂の製品で、肝斑に有効なトラネキサム酸を配合したシリーズ
● RUBIPARL (ルビパール) ポーラファルマの医科向けコスメで、美白を目的としたシリーズ
● Brighcell (ブライセル)ビタミンC, E,Aなどを使ったスキンケアシリーズ
● Mediplus (メディプラス)セラミド、ヒアルロン酸などを配合し保湿を目的としたスキンケアシリーズ
医科向けコスメですので
有効成分はある程度安全性の確立したものが使われ、
当院で扱いのものは並外れて高価なものはなく、
リピートして使って頂きやすいです
また当院では、
イオン導入やピーリングがお手頃な価格になっていますので、
化粧品に高価な金額を費やす代わりに、
これらのお手入れを加えていけば、
より効率よく美肌度アップして頂けると思います
興味のある方は、ぜひ受診時にお尋ねください。
松尾