赤坂クリニックの木下です。
昨日書いたとおり、この部位は
露出部であり、治療結果の良し悪しが
否応なしに目につきます。
また、皮膚を広く切り取ったあとに
非常に縫い寄せづらいエリアです。
皮膚を切除しすぎるとつっぱって
しまうので、手首を十分に反らせなくなる
可能性もあり、もしバスガイドさんだったら
しんどいと思います。
患者さんが希望するゴールと
マッチするならば、
レーザー治療で気長に
治療する方が無難なタトゥーです。
患者さんがタトゥーをとりたかった理由は、
将来資格を取得するための準備目的
とのことでしたので、治療終了までの
期限が限られていました。
中途半端に色や絵柄が残るのも困るとのことで、
複数回(最低3回)に分けて安全に切除
していこうという方針になりました。
1回目の手術では写真での縦方向に
最大7cmあったタトゥーのうち
3.5cm幅を切除しました。
写真は1回目の手術から
2ヵ月半経過したときの状態です。
まだまだ残っているという感じです。


この投稿は 2014年10月25日 土曜日 11:19 AM に タトゥー、刺青, 木下, 症例写真 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。
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