赤坂クリニック・木下です。
前回の続きです。
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下は手術終了直後の写真です。
腫れはまだピークではありませんが、
内出血のあと(皮下出血斑)が
痛々しいです(個人差あり)。
この時点で腫れのために黒目はまだ
隠れていますが、まぶたの開きやすさ
はすでに自覚できているため、
手術前よりも「まゆ毛の位置が
下がり」、「上まぶたのくぼみ」
も目立たなくなっています。
手術は保険適用での『眼瞼挙筋前転
(がんけんきょきんぜんてん)法』
を行いました。
手術時に発生する費用は約 45,000円
( 3割負担で両側手術の場合)です。
せっかく上まぶたの皮膚を切開するわけ
ですから、目を開けやすくするための
眼瞼挙筋の処理(挙筋腱膜の前転と
瞼板への固定)だけでなく、
必要があれば皮膚のたるみも
きちんと処理(切除)します。
ご希望に応じて手術後に二重まぶたに
落ち着くための処理も行います。
これらの処理をきちんと行おうとすると
手術前の細かいデザインが重要となる
ため、手術前に時間をかけて切除範囲
などを丁寧にマーキングします。
また、二重まぶたのラインづくりの
ための工程も加わるため、手術の
所要時間も当然長くなり、手術だけで
通常1時間半~2時間を要します。
実際の現場では、ほとんどの患者さんが
上記処理を必要としたり希望されるため、
手術当日は十分に時間を確保するように
しています。