赤坂クリニック・木下です。
前回のホクロ治療経過の続きです。
赤坂クリニックではホクロ治療後の
傷ぐちには、「抗生物質入りの塗り薬
を塗ったうえに肌色のテープを貼る」
というベタな処置を、傷ぐちがふさがる
まで毎日頑張っていただいています。
上の写真は治療後4ヵ月半の状態です。
赤みをおびた傷あとが少し盛り上がって
います。
『肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)』
と呼ばれる状態です。
「くちびるに近いホクロ」を今回のような
方法で治療した場合、その後の経過中に
高い頻度で見られる一時的な傷あとの
変化です。
このような事情から、
今回は傷ぐちがふさがってからも
「肥厚性瘢痕対策としての肌色テープ
貼付」をご本人の支障のない範囲で
半年以上続けていただきました。