赤坂クリニック・木下です。
前回のホクロ治療経過の続きです。
赤坂クリニックではホクロ治療後の
傷ぐちには、「抗生物質入りの塗り薬
を塗ったうえに肌色のテープを貼る」
というベタな処置を、傷ぐちがふさがる
まで毎日頑張っていただいています。

上の写真は治療後4ヵ月半の状態です。
赤みをおびた傷あとが少し盛り上がって
います。
『肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)』
と呼ばれる状態です。
「くちびるに近いホクロ」を今回のような
方法で治療した場合、その後の経過中に
高い頻度で見られる一時的な傷あとの
変化です。
このような事情から、
今回は傷ぐちがふさがってからも
「肥厚性瘢痕対策としての肌色テープ
貼付」をご本人の支障のない範囲で
半年以上続けていただきました。

同じく8ヵ月目です。↑ ↑
赤みと盛り上がりが少しづつ
改善してきています。

最後が1年後の状態です。↑ ↑
治療前の写真と並べてみました。
治療経過を知っている人が見れば、
なんとなく傷あとが見えてくるかも
しれませんが、赤の他人から指摘
されるような傷あとではありません。
ホクロの再発や発毛も見られません。

正面から見てもくちびるの
ひきつれや変形は認めません。
良好な経過で、ご本人も満足
されていました。
この投稿は 2016年6月26日 日曜日 5:01 PM に ほくろ, 木下, 症例写真 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。
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