‘美容医療’ カテゴリーのアーカイブ

症例写真【鼻翼縮小術 ①】

2016年1月26日 火曜日

坂クリニック・木下です。

今回は久しぶりに、

小鼻を小さくこじんまりさせる

『鼻翼(びよく)縮小術』

症例写真を紹介します。

 

モニター患者さんは20代女性です。

「口腔外科でのアゴの骨切り手術

による上顎の位置移動」に伴い、

鼻の穴と小鼻部分で鼻の横幅が

広がったとのことで、その改善を

希望されました。

小鼻部分での鼻の横幅だけでなく

小鼻の大きさ(面積)、正面や下から

見た際の鼻の穴のサイズも小さく

したいというご希望がありましたので

鼻翼縮小術(内側+外側切除)を

行う方針になりました。

 

それぞれの角度で手術前(上)と

手術後 1ヵ月日目(メイクあり)(下)

の写真を並べました。

Before1 PO1M-1

外側に少し張り出していた小鼻が

こじんまりし、小鼻の付け根の高さが

少し上に移動したことで、鼻の下 1/3が

すっきりしました。

「正面から見える鼻の穴の大きさ」も

少し改善したのがわかると思います。

Before2 PO1M-2

「下から見える鼻の穴の大きさ」も

少し縮小できたのがわかると思います。

鼻の穴の形状はできるだけ左右対称を

目指して努力していますが、元々の

左右差がありましたので、手術前の

雰囲気(左右差)がどうしても

残ってしまいます。

次回は斜め方向や横からの写真を

紹介します。

症例写真【眉毛下切開】

2016年1月20日 水曜日

坂クリニック・木下です。

1月は症例写真をできるだけ紹介

しようと思っています。

さて、

上まぶたのたるみを改善

させるための切開手術には、

たるんだ皮膚

「二重まぶたのラインに沿って

切除する方法」

「眉毛の下縁にそって切除する方法」

があります。

今回は後者である『眉毛下切開(切除)』

手術の治療経過を紹介します。

 

上まぶたのたるみ改善を希望された

40代女性です。(10年以上前に

埋没法を受けています。)

Preop_

手術前の写真(↑)では、

無意識に眉毛を少し引き上げて

たるんだ皮膚のかぶさりを

軽減させています。

PO0_

縦方向10mm幅、横方向40mm幅の

皮膚を切除し、細かく縫合した直後です(↑)。

 

手術後 1, 2, 3ヵ月目の写真を順に並べます(↓)。

PO1M (2)_ PO2M_ PO3M_

最初はピンク色の細い線として

認識できた傷あとが徐々に

目立たなくなっていく経過が

わかると思います。

PO4M_ (2)

最後の写真が手術後 4ヵ月です(↑)。

余分な皮膚がなくなり、まぶたを

開く際の抵抗が減ったため、無意識に

眉毛を引き上げてしまうことなく、

楽に目を開けられるようになっています。

(通常の眉毛の位置が下がりました。)

症例写真【頬のホクロ切除】

2016年1月19日 火曜日

坂クリニック・木下です。

今回紹介する症例写真は

60代男性の右頬ホクロの

治療経過です。

(写真の掲載をお許し下さり

ありがとうございました。)

pre_

頬の中央に直径 9.5mmの

盛り上がったホクロがあり

ヒゲを剃る際に邪魔になる

とのことで切除手術を希望されました。

局所麻酔後に、

頬のシワに沿った縫い目になるように

切開と縫合を行いました。

(縫い寄せた後の傷の長さは

2.5cmでした。)

下の写真は手術後6日目の抜糸直後の

状態です。

まだ赤みがあります。

PO6_

 抜糸後はアフターケアとしての

テーピングを開始してもらいました。

手術後の病理検査の結果は

色素性母斑(しきそせいぼはん)・良性

でした。

 

下の写真が1ヵ月後の傷あとですが、

全く問題なかったためテーピングは

中止してもらいました。

PO1M_

手術後 11ヵ月経過していた先日、

別件で受診された際に傷あとの

経過を見せてもらいました。

肉眼では、よく探さないとわからない

くらいになじんでいて、ご本人も

全く気にならないとのことでした。

(写真のほぼ中央です。

拡大しないと一見わからない

と思います。)

PO11M_

この手術は保険適用で行いました。

傷の長さが 2cm以上~4cm未満でした

ので、3割負担の場合、病理検査代込み

で 15,000円弱です。

(初診料は別途 850円です。)

症例写真【全切開重瞼術と目頭切開手術 ③】

2015年12月10日 木曜日

坂クリニック・木下です。

『全切開重瞼術と目頭切開手術』の

3回目は、術後 7ヵ月時の写真を紹介します。

     2回目はこちら

     1回目はこちら

 

下に掲載した4枚の写真のうち

上の2枚は比較用の術前写真です。

2枚目のシミュレーション時の写真は

蒙古ヒダを内側に寄せるようにテープを

貼り、手術後に目が開けやすくなることを

想定して、目を大きく開いてもらった状態で

撮影しています。

PreOP simulation_ PO7MO PO7MC

 

気にされていた皮膚のだぶつきが

なくなり、二重のラインも1本に

まとまりくっきりしました。

最初から大きな変化を望まれていなかった

ために目頭切開による変化はわかりにくい

かもしれませんが、目と目の間の距離や

内側の白目の露出範囲はほぼシミュレー

ションどおりに仕上がっています。

内眼角間距離は目標34mmでしたが、

きちんと34mmで落ち着きました。

 

皮膚のだぶつきや蒙古ヒダの存在は

目を大きく開こうとする際に制限を

加えている場合があります。

今回の手術ではそのどちらの制限も

軽減させたため、手術後の写真では

目が大きく開いているのがわかると

思います。(無理せずらくに目を開いて

もらった状態で撮影しています。)

 

傷あとについては、前回紹介した

1.5ヵ月時よりも周囲の色素沈着が改善

したため、より自然で目立たない状態に

落ち着いています。

症例写真【全切開重瞼術と目頭切開手術 ②】

2015年12月9日 水曜日

坂クリニック・木下です。

前回に続き、

全切開重瞼術と目頭切開手術の

症例写真を紹介します。

 

ところで、

目頭切開手術は蒙古(もうこ)ヒダ

の影響で目と目の間が離れて見える

場合などに、その距離を短縮させる

手術です。

短縮させすぎると違和感を与える顔つきに

なるため、手術前には患者さんの希望を確認

しながら慎重にシミュレーションしています。

(といっても、アナログですので写真のように

テープを貼って鏡で確認の繰り返しですが・・・)

simulation_

今回は術前の内眼角間距離(両目頭の

切れ込み先端を結んだ距離)が36mm

でしたが、シミュレーションの結果

34mmを目標とました。

たった2mmの違いという非常に

控えめな数値ですが、大きな変化を

希望されない場合はこの程度の

目標値となります。

 

さて、目頭切開手術にはいくつかの

術式が存在しますが、私はもっぱら

Z法(Z形成術)を用いています。

非常に細かく正確な切開・縫合が求められ

ますが、傷あとの目立ちにくさでは他の

手術術式よりも勝っているのが

一番の理由です。

Z形成術では、上記シミュレーションの

結果に基づいた切開の位置や長さを

事前にデザインしやすく、手術結果も

予想しやすいというメリットがあるのも、

この術式を愛用している理由です。

 

前回の手術直後の写真に引き続き、

術後 1.5ヵ月時の写真です。

PO1.5MO PO1.5MC

まだ少し腫れているために

二重の幅がご希望よりは広い状態です。

傷あとについては、全切開・目頭切開

ともに細い線で目立ちません。

最初の腫れが強かった時期をアイメイクで

乗り切っていただいた影響なのか、二重

ラインとまつ毛の間の皮膚やだけでなく

目頭エリアの色素沈着が目立っています。

 

次回、その後の経過写真を紹介します。

症例写真【全切開重瞼術と目頭切開手術 ①】

2015年12月8日 火曜日

坂クリニック・木下です。

前回のブログ100回達成で安心しきって

しまい、やっと101回目の投稿です。

先週末、天神の福岡市役所前で

始まったばかりの

『Tenjin Christmas Market

立ち寄りました。

IMG_0598

ホットワインで温まりながら

ドイツっぽい(?)クリスマス気分

を味わえるイベントです。

IMG_0610

(食べて飲んでクリスマスグッズを

買いまくるとおサイフは

寒くなります・・・。)

 

さて、久しぶりの症例写真紹介です。

全切開の二重まぶた手術と目頭切開を

受けられた20代の女性です。

 

PreOP Pre OP

数年前に他院で埋没法を受けており

本人が望む幅の二重ラインはすでに

存在しました。しかし、目を開けた時の

ラインのくいこみがすこし浅いため

まつ毛寄りの皮膚にだぶつきが生じ、

既存の奥二重ラインも出現しています。

 

しっかりカウンセリングさせて

いただいた結果をまとめると、

①二重ラインとまつ毛の間の皮膚の

だぶつきをなくしてほしい。

②目頭の切れ込みをもう少し

強くして好みの形にしてほしい。

という希望事項でした。

 

手術のデザインですが、

手術前の二重の幅は11mmでした。

新しい二重の幅を8mm、皮膚切除幅を

3mmに設定しました。

目頭切開は一辺が3~4mmの

Z法(ゼット形成術)で行いました。

PostOP_

上は手術終了直後の写真です。

内出血の赤みが痛々しく見えます。

他院での埋没糸はほぼ全て除去しました。

PO6_

抜糸直後の写真です。(手術後6日目)

まだまだ腫れています。

 次回も術後経過について紹介します。

赤坂クリニックってこんなところ。その③

2015年12月3日 木曜日

シリーズ(たぶん)最終回は

5階フロアのご紹介です。

 

5階フロアでは、

形成外科・皮膚科・美容形成外科・美容皮膚科の

診療を行っています。

5階のエレベーターを降りると、受付があります。

IMG_1321

当院にはたくさんの治療機器があり、

現時点では

レーザー・光治療器15機種、

そのほかの治療機器5種類ほどありますので、

たくさんの機械がひしめき合っています。

個室で施術を受けていただけます。

一部のお部屋の写真です。↓

IMG_1316 IMG_1319 IMG_1320

最後の写真の奥にみえるのが、

最新のピコレーザー「PicoWay」です。

一見地味なたたずまいですが、

実は、

国内に数台ほどしかない貴重なレーザー✨です。

おもに刺青の治療に用います。

ご興味のある方は木下先生のブログをご覧ください。

現在シミのモニター様も募集しております。

 

3回にわたってご紹介した

「赤坂クリニックってこんなところ」。

皆様に少しでも赤坂クリニックを身近に感じて

いただけたら嬉しいです。

 

中園

12月・1月のしわ治療キャンペーン

2015年12月2日 水曜日

キャンペーンのお知らせです。

 

12月・1月は

ヒアルロン酸の注入治療と

ボトックスによる表情ジワ治療を

同日に施術された方は

20%OFFとなります。

(処置料は割引対象外になります。)

詳しくはこちら>>をクリックしてください。

 

年内は12月29日(火曜日)の13時まで

の診療になります。

2015年1月30日~2016年1月4日は休診

とさせていただきます。

来年は1月5日(火曜日)からの診療になります。

年末は例年予約が混み合いますので、

ご希望の方はお早目のご予約をお願いいたします。

<(_ _)>

 

中園

赤坂クリニックってこんなところ。その②

2015年12月2日 水曜日

4階フロアのご紹介をします。

 

4階ではレーザー脱毛・針脱毛や

美容皮膚科の施術を行っています。

 

4階は全て女性スタッフですので、

安心して受診していただけます。

男性の脱毛の患者様にも

たくさんご来院いただいています。

 

 

ビル4階のエレベーターを降りていただくと、

受付があります。

IMG_1314

待合室です。↓IMG_1303待合室では、

コーヒーを飲んだり、雑誌を読んだりしながら

お過ごしいただけます。

IMG_1304IMG_1309

診療内容によっては、

洗顔をしていただく場合があります。

クレンジングやタオルは

こちらでご用意しております。

(かぶれの心配ある方は洗顔料をご持参下さい。)

IMG_1307

施術後に

ゆっくりとメイクをしていただけるコーナー

もあります。

日焼け止めやBBクリームなどのご用意

はございますが、

日頃ご愛用のメイク用品を

ご持参いただくとよいと思います。(^o^)

IMG_1305

施術は完全個室で行います。↓

IMG_1306

脱毛のカウンセリングは無料です。

治療回数や費用などについて詳しく

ご説明させていただきます。

ご希望の方には

同日にテストレーザー照射まで

うけていただくことも可能です。

 

 

当院ではカウンセリングをうけられた方に、

無理に施術をおすすめすることはありません。

一度ご自宅へ持ち帰って

十分にご検討いただいても大丈夫です。

もし、気になることがありましたら

どうぞ質問してください。

皆様に十分にご理解・納得していただいたうえで

施術を受けていただきたいと考えています。

中園

赤坂クリニックってこんなところ。その①

2015年11月30日 月曜日

赤坂クリニックを受診されたことがない皆様へ

はじめましての気持ちを込めて、

そしていつもご通院いただいている皆様へ

より赤坂クリニックを知っていただくために

赤坂クリニックのご紹介です。

 

赤坂クリニックはビルの4階と5階で

形成外科・皮膚科の医師が

毎日2~4名体制で診療しています。

このように複数の医師が常勤している

形成外科・皮膚科クリニックは

じつは全国でも非常に珍しいです。

 

ありがたいことに

毎日たくさんの患者様にご来院いただいている

ことが理由ですが、

それ以外にも

「一人の医師の知識や能力には限界がありますが、

複数の医師が協力し知識・技術を出し合うことで、

より高度で安全な医療を患者様にご提供できる」

ということも大切な理由だと思っています。

他の先生方と意見を交換することで、

より良い治療のアイデアが見つかることもあります。

 

また学会や論文で新しい知見を勉強し、

多くの先生方と情報を共有することも

大切だと考えていますので、

どの先生も積極的に学会活動を行っています。

 

下記は先日行ったスタッフの勉強会です。

皆明るく勉強熱心なスタッフ達です。

IMG_1282

次回は、赤坂クリニックってこんなところ。その②

4階フロアのご紹介を予定しています。

 

中園