‘美容医療’ カテゴリーのアーカイブ

シワ治療

2015年10月26日 月曜日

赤坂クリニック 中園です。

秋も深まり、肌寒くなってきました。

さて、問題です。

↓これは何でしょう?

IMG_9911

正解はペットボトルの水です。ちなみに非売品です。

美しい外国人モデルさんにシワの落書きが

されていて気の毒です。

最近はバス停もこんなことになっているようです ↓

IMG_1262

これは表情筋が原因でできるしわ「表情ジワ」の

ボトックス治療のキャンペーンです。

 

 

表情ジワとは

眉間の縦ジワ

おでこの横ジワ

目尻のシワ(カラスの足跡)

あごのうめぼしジワです。

他に

エラのはり(小顔効果)

ワキ汗(多汗症)

にも効果があります。

 

 

長年のシワをよせるクセで

シワが形状記憶されてしまう

場合もありますので、

そんな方はお早目にボトックス治療を行うと、

将来的なシワの形成をおさえる効果も期待できます。

 

施術自体は

極細の針で数か所の注射のみで終わります。

麻酔をご希望の方は

30分ほどテープの麻酔を貼ってから施術します。

IMG_3289

施術後は

人によっては少し針跡が残ることがありますが、

6時間後からメイクが可能です。

施術後2~3日目くらいから効果がではじめ、

2週間ほどでしっかり効きます。

個人差がありますが、

4か月ほど効果が続きます。

 

 

11月末日までは施術料金10%OFFですので、

気になる方はどうぞご相談くださいませ。

ユーザーズミーティング in 名古屋

2015年10月19日 月曜日

赤坂クリニック 中園です。

週末は名古屋まで講演に行ってまいりました。

IMG_1237

タイトルは

「スキャナー付炭酸ガスレーザーCO2RE(コア)の

病理組織像と治療の実際

~色素性母斑・脂漏性角化症からざ瘡瘢痕まで~」

ドクター向けの講演でしたので、

我ながらお硬いタイトルです。

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名古屋市立大学皮膚科の森田明理教授

に座長をつとめていただき、

「美容皮膚科レーザー治療の最新トレンド」

のセッションでお話しをさせていただきました。

 

他の演者の先生方

豊福一朋先生(山手皮フ科クリニック)、

熊本貴之先生(皮膚科生駒熊本クリニック)、

山下理恵先生

(湘南鎌倉総合病院形成外科美容外科)、

小林直隆先生(咲くらクリニック)

のご講演でしっかり勉強もしてきました。

また、たくさんの先生方と情報交換ができて

とても有意義な週末でした。

早速今日からの診療に活かします!

 

IMG_1235

食べかけですが(-_-;)、名古屋名物 櫃まぶし。美味でした。

 

平行型二重の症例写真【全切開重瞼術 】

2015年9月12日 土曜日

坂クリニック・木下です。

 

今回は、当院で一年をとおして多く

の方が受けている二重まぶた手術

のひとつ【全切開法】の症例写真

を紹介します。

もともと完全な一重まぶたで、

約 10年前からアイプチなどを

使用していた 20代女性です。

普段自分で作っているような

平行型の二重ラインを希望されました。

目頭にかぶさる蒙古(もうこ)ヒダが

ほとんど目立たず、平行型ラインを

作りやすい状態でしたので、

目頭切開手術は通常不要です。

Before_

 手術では、二重の幅を

左右とも 9.0 mm幅で設定し、

皮膚切除は左右とも 3 mm幅で

行いました。

脂肪の処理は必要最小限で

行いました。

下の写真は手術後 5日目の抜糸

直後の状態です。

内出血による色の変化はほとんど

ありませんが、まだ 5日目ですので

まだまだしっかり腫れています。

PO5 _ PO5_

下の写真は手術後 3ヵ月半の状態です。

ご希望されていた平行型のラインに

仕上がっています。

薄いメイクをしているためわかりにくい

かもしれませんが、傷あとの赤みは

ほぼ消失しています。

 

PO4M _ PO4M_

 

症例写真【下まぶたたるみとり(ハムラ法)②】

2015年8月29日 土曜日

坂クリニック・木下です。

何回か前に紹介したハムラ法の

症例写真の続きです。

下まぶたのたるみ・クマに対して

『ハムラ(Hamra)法』を行った

70代女性です。

 

下の3 枚は、術後 6日目の抜糸直後の

状態です(最小限のメイクあり)。

PO6 (1)_

PO6 (2)_ PO6 (3)_

まだまだ腫れている時期です。

内出血による皮下出血斑は

通常もう少し目立つのですが、

幸いあまり目立っていません。

 

異なる角度の写真を、

術前と術後 3ヵ月半で

下に並べてみました。

(視線の方向や撮影角度が

異なっていますが・・・)

PreOP (1)_ PO3.5M (1)_

PreOP (2)_ PO3.5M (5)_

PreOP (3)_ PO3.5M (4)_

気になっていたクマは目立たなく

なりました。

傷あとの線の赤みはなくなりました。

しかし、写真のように地肌の色よりも

白っぽく見えてしまうことがあります。

下3枚はさらに時間が経過し、

手術後10ヵ月の写真です。

PO10M PO10MR PO10ML

手術後3ヵ月半の時よりは

たるみが少し認められます。

年齢相応、または70代としては

すっきりした目もとに仕上げられた

と思います。

(年齢的に、皮膚のたるみ・小じわ・

脂肪のふくらみをゼロの状態に

持っていくのは困難です。)

はじめまして、皮膚科・美容皮膚科医 中園です。

2015年8月28日 金曜日

私にとって生まれてはじめてのブログを書くことになり、

とても緊張しています。(^_^;)

私は佐賀大学医学部卒業後、

九州大学・福岡大学・産業医科大学などで

一般皮膚科診療に従事し皮膚科専門医を取得しました。

九州大学では「傷の治り」に関する研究を行いました。

その後、大学病院や赤坂クリニックにて

美容皮膚科やレーザー治療を専門的に

診療し13年になります。

これまで19年間携わってきた

皮膚科・美容皮膚科の知識と経験・技術をもって、

つねに患者様に誠実に、

安心で効果の高い美容皮膚科診療をご提供

できるよう努めてまいります。

また今春、美容皮膚科・レーザー指導医の合格を機に

美容皮膚科がより身近な医療として皆様に認識

していただけるよう真摯に活動をしたいと考えています。

こんなわたくしですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。!(^^)!

ピコレーザーなどの勉強会 in Ginza

2015年8月24日 月曜日

坂クリニック・木下です。

昨日、

お江戸は銀座まで日帰りで

お勉強に行ってまいりました。

 

当院で使用しているレーザーの

ほとんどが、信頼のブランドである

シネロン・キャンデラ社の機器

なのですが、今回のセミナーは

同社の東京本社内にあるピカピカの

セミナールームで開催されました。

写真4

レーザーのショールームも併設された

スッキリとしたおしゃれな空間でした。

窓からは銀座の街並みと東京タワ~。

写真5

セミナーの内容は、

東海大学形成外科の河野太郎先生

によるピコ秒レーザー”Pico Way”

の最新情報と、

当院の吉家院長による

炭酸ガスレーザー”CO2RE”の

基礎から臨床までの講演でした。

同社の最新ピコ秒レーザー”Pico Way”

と炭酸ガスレーザー”CO2RE”は

当院にも導入されているため

大変参考になりました!

講師の先生方とピコレーザーとの

記念写真も撮らせてもらいました。

写真3 写真1

夏の銀座みやげは上品で

美味しかったです。

IMG_6913 IMG_6916

 

症例写真【下まぶたたるみとり(ハムラ法)①】

2015年7月24日 金曜日

坂クリニック・木下です。

今回は下まぶたのたるみ・クマに

対するたるみとり手術の一つである

『ハムラ(Hamra)法』の症例写真

を紹介します。

PreOP (1)_

70代女性で下まぶたのふくらみ(目袋)

とともに皮膚のたるみが存在します。

他にも、下まぶたを構成する筋肉(眼輪筋)

や瞼板(けんばん)によるまぶたの支持性も

低下し始めており、下まぶたをつまむと

簡単に眼球から離れてしまい、指を離すと

元の位置に復元する力も弱まっている

印象でした。

PreOP (2)_ PreOP (3)_

頬部前面のボリューム(ふくらみ)の低下も

あるため目袋の下のくぼみ(クマ)が強調

されています。

クマを改善させたいけれど手術は希望しない

という場合は、ヒアルロン酸の注入で対応

することになりますが、注入でクマが浅く

なっても目袋そのものは変化しないため

あまりスッキリしません。

手術での改善を希望された場合は、

下まぶたのたるみとり手術と同時に

クマの凹み部分に目袋の脂肪を移動させ

充填するハムラ(Hamra)法が効果的です。

つづく・・・。

 

 

平行型の二重にしたい!【全切開重瞼術 ②】

2015年6月19日 金曜日

お濠の蓮の花が一輪だけ真っ先に

咲いているのを先日発見し、

夏先取り感に浸っている

坂クリニック・木下です。IMG_3385 IMG_3388

二重まぶた手術【全切開法】の

症例写真の続きです。

平行型の二重ラインを希望された

20代女性です。

写真は手術後 5日目の抜糸直後の

状態です。

PostOP5th_

消えかかった皮下出血斑(内出血の跡)

を周囲に淡く認めます。

 

下 3枚は抜糸後 1ヵ月目の状態です。

メイクでわかりにくいですが

傷あとはくぼんだりしておらず

不自然ではありません。

抜糸後1M_ 抜糸後1M_ 抜糸後1M (2)_

比較のための術前写真です。

PreOP (2)_

手術から1ヵ月ちょっとしか経過して

いないためまだまだ腫れていますが、

メイクでごまかせる範囲内かと思います。

ご希望の平行型ラインができたことで

手術前の末広型ラインの時よりは

大きな目の印象に変化しています。

今後腫れがさらに引いていくと、

見た目が自然になると同時に

二重まぶたの幅は全体的に

少し狭くなります。

平行型の二重にしたい!【全切開重瞼術 ①】

2015年6月17日 水曜日

坂クリニック・木下です。

 

二重まぶたをつくる手術は

重瞼(じゅうけん)術と呼ばれ

美容外科手術の中で最も

ポピュラーといえます。

当院でも一年をとおして

多くの方が受けている手術です。

タイトルの【全切開法】は埋没法

とならんで重瞼(じゅうけん)術の

ひとつの選択肢です。

いわゆる切開法と埋没法の中間に位置

するような術式として「小切開法」

という方法が存在するため【全】切開法

と呼んでいますが、利点と欠点がともに

中途半端な小切開法を行う機会は

ほとんどありません。

 

 今回は全切開による二重まぶた

手術の症例写真を紹介します。

平行型の二重ラインを希望された

20代女性です。

もともとの完全な一重まぶたに対し、

約 5年前から受けてきた複数回の埋没法で

末広型の二重ラインはきちんとあります。

しかし、末広型では理想よりも

目が小さく見えること、埋没法では

ラインが長持ちしにくいとのことで、

切開法による二重まぶた手術を希望

されました。

PreOP (2)_ PreOP_

両側とも目頭に典型的な蒙古(もうこ)

ヒダがかぶさっており、目と目の間が

少し離れて見えます。

このような状態で平行型の二重ラインを

希望された場合は目頭切開手術の併用を

お勧めすることが多いです。

しかし今回は目頭切開の併用なしで、

可能な限り平行型を目指してほしいとの

ご希望でした。

 手術では、二重の幅を通常より広めの

左 9.0mm、右 9.5mm幅で設定し、

皮膚切除を左 2mm、右 3mm幅で

行いました。

下は手術終了時です。

PostOP (2)_

つづく・・・。

『くぼんだコメカミ』の改善

2015年6月12日 金曜日

坂クリニック・木下です。

 

今回紹介するのは

『くぼんだコメカミ』に対する

ヒアルロン酸注入症例の写真です。

加齢に伴いコメカミのくぼみが

目立ち始める方は結構多く、

ヒアルロン酸注入による自然な

改善効果をお伝えすると、注入を

希望される方が増えてきました。

 

ほっぺたがふっくらしていない方は、

コメカミがくぼんでくることで

ほほ骨の横方向への張り出しが

目立ち始め、輪郭が菱形に変化

してきたと感じ始めるようです。

くぼみの少ないスムーズな曲線からなる

上顔面の輪郭を取り戻すことで、

若々しく柔らかい印象を与えることが

できます。

コメカミのくぼみ(陥凹)に対して

ヒアルロン酸などの注入を行うことで

スムーズな輪郭が得られます。

 

症例写真は 70代女性で、両側の

コメカミの陥凹が目立っています。

コメカミFiller_

ヒアルロン酸を片側 2.0mlずつ計 4.0ml注入

しました。(モデリスという製品を使用)

《ヒアルロン酸の片側あたりの必要量は、

軽度の陥凹で 0.5~1.0ml以下、

中等度の陥凹で 1.0ml前後、

高度または広範囲の陥凹で 1.5~2.0ml

といったところでしょうか。》

 

下の写真が注入後 1週間目の状態です。

内出血の跡(皮下出血斑)は生じて

いません。

コメカミFiller1w_

注入後 2ヵ月の状態です。

自然な形態が維持できています。

コメカミFiller2M_

ヒアルロン酸は6~8ヵ月程度で

自然吸収されてしまいます。

(吸収までの期間は製品や

注入量により差があります。)

陥凹が目立たない状態を維持するため

には、1年を待たずに吸収状態に応じた

必要量を再注入するほうがよいかも

しれません。