‘木下’ カテゴリーのアーカイブ

ブログ100回達成!!

2015年11月7日 土曜日

坂クリニック・木下です。

約2年前からボチボチ更新していた

クリニックのブログですが、

私の記事がやっと100回目

迎えました~!

200回目に向けてこれからも

ホソボソと頑張りたいと思います。

 

さて、100回目を記念するかのように(?)

先日ひっそりと新聞デビューしました!

記事広告でもなく、あまりにも地味な

デビューだったため、誰にも気づかれて

いません。

このまま忘れ去られてしまうのも

残念なので証拠を残しておきます。

20151105  西日本新聞

福岡のテレビやイベントで活躍中の

コラムニスト『トコ』さん

赤坂クリニックで首のポツポツ

(アクロコルドン)の治療を

受けられた時のことを、連載中の

コラムに書いて下さいました。

取り上げていただき

ありがとうございました‼

(私の前頭頭頂部をバッチリ撮影して

くれたのは当院の松尾ドクターです。)

10月も終わりです

2015年10月31日 土曜日

1カ月半後にせまった

忘年会がすでに楽しみな

坂クリニック木下です。

 

いよいよ10月も終わりです。

ご近所のマクドナルド

今日で終わりです。

まっく しーゆーまっく

17年も続いていたのに

あっさり終わるな~。

ポテトを摂取する機会が減るので

痩せられるかも ♡ 。

といったいろんな思いが浮かんできます。

すたば

クリニックそばの赤坂交差点の

ランドマークはスターバックス

交代です。

わかりにくいビルの中の

赤坂クリニックですが

みなさま道に迷わずに

がんばってご来院ください。

25周年記念キャンペーン後半戦突入!!

2015年10月16日 金曜日

坂クリニック・木下です。

9月から 11月末までの 3ヵ月間続く

開院 25周年キャンペーン

ちょうど折り返しです。

 

保険診療を除く美容外科・美容皮膚科の

ほぼ全ての施術を通常より

10%OFFで提供中です!!

各種レーザーの回数セット料金にも

割引が適用されます!

期間中は何度でも割引が適用されます!

ぜひこの機会に赤坂クリニックを

ご利用ください!!

(タトゥーのモニター料金など

一部の施術は割引対象外です。)

Ohhori           秋の大濠公園

眼瞼下垂症 ③(術後経過)

2015年10月10日 土曜日

坂クリニック・木下です。

10月に入り、

先々月ブログデビューした皮膚科の

Dr.中園と競うように

更新していますが・・・

いつまで勢いがもつでしょうか??

さて、いつもシリーズ化してしまう

眼瞼下垂症ですが、今回で 3回目です。

1回目はこちら>>

2回目はこちら>>

下は手術から 5日目の抜糸直後です。

PO5_ PO  5_

腫れのピークは過ぎていますが、

腫れの影響で黒目の露出は

まだ少し制限されています。

腫れが目立つこの時期は、

どうしてもオーバーな二重まぶた

に見えてしまいます。

内出血のあとは薄い黄色に変化し

メイクで隠せるレベルです。

抜糸後 1ヵ月目です。(メイクあり)

抜糸後4w (2)_ 抜糸後4w (1)_

まぶたを開けやすくなったために

おでこの筋肉を使わなくなり、

まゆ毛の位置が下がっています。

腫れがまだ少し残っているため、

傷あとのくぼみが目立つ時期です。

 

抜糸後 3ヵ月半(メイクあり)と

手術前の比較です。

抜糸後3.5M (2)_ PreOP_

抜糸後3.5M (1)_

 肝心のまぶたの下がりはしっかり

改善しています。

目ヂカラがアップし、生き生きとした

目つきに変化しています。

手術前にみられた、

「眉毛挙上(びもうきょじょう)」変化、

「上まぶたのくぼみ」、

「二重まぶたの幅の広がり」についても

すべて改善しています。

目を閉じると左上まぶたの腫れが

わずかに残っているのがわかります。

メイクのため見えませんが、

傷あとの線はまだごく薄いピンク色

で残っていると思われます。

(ピンク色が消えるまでに通常 3ヵ月

前後を要します。)

眼瞼下垂症 ②(術式と費用など)

2015年10月5日 月曜日

坂クリニック・木下です。

前回の続きです。

1回目はこちら>>

 

下は手術終了直後の写真です。

PostOP_ Post OP_

腫れはまだピークではありませんが、

内出血のあと(皮下出血斑)

痛々しいです(個人差あり)。

この時点で腫れのために黒目はまだ

隠れていますが、まぶたの開きやすさ

はすでに自覚できているため、

手術前よりも「まゆ毛の位置が

下がり」、「上まぶたのくぼみ」

も目立たなくなっています。

 

手術は保険適用での『眼瞼挙筋前転

(がんけんきょきんぜんてん)法』

を行いました。

手術時に発生する費用は約 45,000円

( 3割負担で両側手術の場合)です。

せっかく上まぶたの皮膚を切開するわけ

ですから、目を開けやすくするための

眼瞼挙筋の処理(挙筋腱膜の前転と

瞼板への固定)だけでなく、

必要があれば皮膚のたるみも

きちんと処理(切除)します。

ご希望に応じて手術後に二重まぶたに

落ち着くための処理も行います。

これらの処理をきちんと行おうとすると

手術前の細かいデザインが重要となる

ため、手術前に時間をかけて切除範囲

などを丁寧にマーキングします。

また、二重まぶたのラインづくりの

ための工程も加わるため、手術の

所要時間も当然長くなり、手術だけで

通常1時間半~2時間を要します。

実際の現場では、ほとんどの患者さんが

上記処理を必要としたり希望されるため、

手術当日は十分に時間を確保するように

しています。

 

『挙筋前転法を行うにあたって、

皮膚のたるみの切除や二重まぶたを

作るための処理を併用することは、

保険診療で求められている手術の

工程ではないため、上記料金内や

限られた時間内でそれを「する」

のか「しない」のかはドクターの

裁量に任されています。』

≪つづく≫

眼瞼下垂症 ①(原因や症状など)

2015年10月3日 土曜日

坂クリニック・木下です。

いよいよ10月になりました。

少しずつ肌寒くなってきましたが

過ごしやすい季節です。

 

今回紹介するのは、久しぶりに

眼瞼下垂(がんけんかすい)症

症例写真です。

モニター患者さんではなかった

のですが、ブログへの写真掲載を

お許しいただき感謝しております。

今回は手術経過写真だけでなく

保険診療での眼瞼下垂症手術の費用

などについても触れていきたいと

思います。

 

ハードコンタクトレンズ使用歴が

40年弱の 50代女性です。

花粉症もあり時々目をこすっていた

ようです。

長期にわたるコンタクトレンズの使用や

目をこする癖といった外的刺激は

腱膜性(けんまくせい)眼瞼下垂症

原因になるとされています。

眼瞼下垂症は先天性(生まれつき)と

後天性(生まれつき以外)に分けられ

ますが、長期の外的刺激や加齢による

腱膜性眼瞼下垂症で来院される後天性

の患者さんが断然多いです。

 

さて、手術前の状態です。

PreOP_ Pre OP_

角膜(黒目)の上1/2近くが隠れた

中等度の眼瞼下垂症です。

見づらさ(まぶたの開けづらさ)を

無意識におでこの筋肉で補っている結果、

まゆ毛の位置が高くなっている

「眉毛挙上(びもうきょじょう)」変化

がみられます。

眼瞼下垂症に伴いやすい変化である

「上まぶたのくぼみ」も目立ち始めて

います。

まぶたの下がりに伴う「二重まぶたの

幅の広がり」も目立ちます。

ご本人の悩みは以下の内容でした。

・目を大きく開けない

・夜になるとまぶたが落ちてきて見づらい

・頭痛・肩こり

眼瞼下垂症の患者さんの多くが

訴える代表的な症状です。

 

≪つづく≫

平行型二重の症例写真【全切開重瞼術 】

2015年9月12日 土曜日

坂クリニック・木下です。

 

今回は、当院で一年をとおして多く

の方が受けている二重まぶた手術

のひとつ【全切開法】の症例写真

を紹介します。

もともと完全な一重まぶたで、

約 10年前からアイプチなどを

使用していた 20代女性です。

普段自分で作っているような

平行型の二重ラインを希望されました。

目頭にかぶさる蒙古(もうこ)ヒダが

ほとんど目立たず、平行型ラインを

作りやすい状態でしたので、

目頭切開手術は通常不要です。

Before_

 手術では、二重の幅を

左右とも 9.0 mm幅で設定し、

皮膚切除は左右とも 3 mm幅で

行いました。

脂肪の処理は必要最小限で

行いました。

下の写真は手術後 5日目の抜糸

直後の状態です。

内出血による色の変化はほとんど

ありませんが、まだ 5日目ですので

まだまだしっかり腫れています。

PO5 _ PO5_

下の写真は手術後 3ヵ月半の状態です。

ご希望されていた平行型のラインに

仕上がっています。

薄いメイクをしているためわかりにくい

かもしれませんが、傷あとの赤みは

ほぼ消失しています。

 

PO4M _ PO4M_

 

症例写真【腰のタトゥー切除】

2015年9月5日 土曜日

坂クリニック・木下です。

 

ピコレーザー ” Pico Way ” が先月

導入されて以来、タトゥー除去は

ピコレーザーで対応することが

増えましたが、ご希望に応じて

切除手術も行っています。

今回紹介するのは、左腰部にある

3.5 cm × 5.5 cmの黒 1 色の

ワンポイントタトゥーです。

PreOP_

切除手術を希望されましたので

1 回の手術で全て切除してしまう

方針としました。

切除後の傷の長さは8 cmになりました。

下の写真は〈手術後5日目〉の

抜糸直後の状態です。

PO5_

傷あとに対するアフターケアとして

抜糸後より肌色のテープを貼り

始めていただきました。

 

下の写真は〈抜糸から1ヵ月後〉です。

傷あとの盛り上がりや赤み・硬さが

まだ目立つ時期です。

PO5w_

最後の写真は〈手術後3ヵ月〉の

状態です。

真面目にテープを貼っていただいて

いた跡があります。

一番幅広く皮膚を切除した中央付近は

すでに平坦化し、傷あとの赤みも目立ちます。

テープはまだ続けていただくことにしました。

今後さらに目立たなくなります。

PO3M_

症例写真【2回に分けての首のホクロ切除】

2015年8月31日 月曜日

坂クリニック・木下です。

あっという間に訪れた8月最終日を

雨天で迎え寂しい限りです。

過ぎゆく夏の空を未練がましく

載せます。

(数日前の台風後の写真です。)

east summer sky

さて今回は10代なかばの女性の

首筋にあるホクロ(色素性母斑・

しきそせいぼはん)の

治療経過を紹介します。

(写真の掲載をお許し下さり

ありがとうございました。)

PreOP_

このタイプはレーザー治療でいくら

粘っても完治しませんので

通常は切除手術の適応です。

色素性母斑の大きさは

15×25 mmでした。

全体を1回の手術で切り取って

縫い寄せることも可能な大きさです。

しかしこのサイズのホクロに対し、

1回で切り取って縫い寄せてしまう手術

(単純切除術)を行うと、傷の長さが

35~45mmになってしまいます。

髪で隠せる場所とはいえ女性の露出部

ですし、この長さの傷あとを残して

しまうのは躊躇します。

そこで、最終的に残ってしまう

傷の長さを少しでも短くする、

手術後の患部のつっぱり感を軽減

することなどを目的に、あえて

2回に分けて切除する方針としました。

形成外科的には『単純切除術』に対し、

『連続切除術』と呼ばれる方法です。

もちろん保険診療の対象です。

 

夏休みや春休みを利用した、

無理のない切除プランで予定どおり

完全切除しました。

下は 2回目の切除手術直前の写真です。

( 1回目の手術後7か月半経過して

います。)

1回目の手術でできるだけ切除して

いたため、残りのホクロのサイズは

7×24mmでした。

PO7.5M_

下は2回目の手術後5ヵ月半後の写真です。

手術後3~4ヵ月程度は肌色のテープを

貼っていただきました。

PO5.5M_

最終的な傷あとの全長は25 mm

ですみました。

まだわずかにピンク色ですが

最終的にはこの色は消えてしまいます。

summer sky

症例写真【下まぶたたるみとり(ハムラ法)②】

2015年8月29日 土曜日

坂クリニック・木下です。

何回か前に紹介したハムラ法の

症例写真の続きです。

下まぶたのたるみ・クマに対して

『ハムラ(Hamra)法』を行った

70代女性です。

 

下の3 枚は、術後 6日目の抜糸直後の

状態です(最小限のメイクあり)。

PO6 (1)_

PO6 (2)_ PO6 (3)_

まだまだ腫れている時期です。

内出血による皮下出血斑は

通常もう少し目立つのですが、

幸いあまり目立っていません。

 

異なる角度の写真を、

術前と術後 3ヵ月半で

下に並べてみました。

(視線の方向や撮影角度が

異なっていますが・・・)

PreOP (1)_ PO3.5M (1)_

PreOP (2)_ PO3.5M (5)_

PreOP (3)_ PO3.5M (4)_

気になっていたクマは目立たなく

なりました。

傷あとの線の赤みはなくなりました。

しかし、写真のように地肌の色よりも

白っぽく見えてしまうことがあります。

下3枚はさらに時間が経過し、

手術後10ヵ月の写真です。

PO10M PO10MR PO10ML

手術後3ヵ月半の時よりは

たるみが少し認められます。

年齢相応、または70代としては

すっきりした目もとに仕上げられた

と思います。

(年齢的に、皮膚のたるみ・小じわ・

脂肪のふくらみをゼロの状態に

持っていくのは困難です。)