手首~前腕のタトゥー ②【1回目術後】

坂クリニックの木下です。

 

昨日書いたとおり、この部位は

露出部であり、治療結果の良し悪しが

否応なしに目につきます。

また、皮膚を広く切り取ったあとに

非常に縫い寄せづらいエリアです。

皮膚を切除しすぎるとつっぱって

しまうので、手首を十分に反らせなくなる

可能性もあり、もしバスガイドさんだったら

しんどいと思います。

患者さんが希望するゴールと

マッチするならば、

レーザー治療で気長に

治療する方が無難なタトゥーです。

 

患者さんがタトゥーをとりたかった理由は、

将来資格を取得するための準備目的

とのことでしたので、治療終了までの

期限が限られていました。

中途半端に色や絵柄が残るのも困るとのことで、

複数回(最低3回)に分けて安全に切除

していこうという方針になりました。

 

1回目の手術では写真での縦方向に

最大7cmあったタトゥーのうち

3.5cm幅を切除しました。

写真は1回目の手術から

2ヵ月半経過したときの状態です。

まだまだ残っているという感じです。

1回目術後2.5M

術後 2.5M

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