2016年5月18日
赤坂クリニック・木下です。
《ピコレーザーでのタトゥー除去》
の症例写真が続きます。
肩のタトゥーに対し、
ピコ秒レーザー《PicoWay》で
1回治療後の経過写真を紹介します。
治療前。 ↓ ↓

初回ピコレーザー照射直後。↓ ↓

黒色が濃いところは
インクの量が非常に多いため、
治療効率をアップさせる目的で
Qスイッチヤグレーザーも使用
しています。
(費用はピコレーザーの
モニター価格のままです。)
初回照射後 4週目。↓ ↓

黒色インクが減少しているのが
わかると思います。
今後も引き続き治療経過を紹介
したいと思います。
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2016年5月17日
赤坂クリニック・木下です。
先日、腕のタトゥーに対し、
ピコ秒レーザー《PicoWay》で
4回目の治療を行いました。
今回は 4回目直前までの経過写真を
紹介します。
治療前。 ↓ ↓

初回ピコレーザー 照射後 7週目。↓ ↓

2回目の照射後 1.5ヵ月目。↓ ↓

3回目の照射後 8週目。↓ ↓

文字(フォント)の太いところは
インクの量が非常に多いため、
治療効率をアップさせる目的で
2回目の治療時以降、Qスイッチ
ヤグレーザーも併用しています。
(費用はピコレーザーの
モニター価格のままです。)
今後も引き続き治療経過を紹介
したいと思います。
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2016年5月16日
赤坂クリニック・木下です。
今回は、形成外科で手術を行う
機会が多い皮膚良性腫瘍のひとつ、
『石灰化上皮腫』の切除手術の
経過写真を紹介します。
(写真の掲載をお許し下さり
ありがとうございました。)
10代前半の女児で、約 3年前に
自覚した頬のしこりが徐々に
大きくなってきたとのこと。
かかりつけの皮膚科医院から
手術目的で当院に紹介されました。
初診時、頬(もみあげの前方)に
最大 2.5cmの少し盛り上がった
硬いしこりが確認できました。

必要最小限の切開できちんと
摘出する方針とし、局所麻酔下に
1.5cm弱の切開で全摘しました。
典型的な石灰化上皮腫です。

真横から見ると厚さは 1cmでした。

術後6日目の抜糸直後です。↓ ↓

抜糸後 1ヵ月の状態です。↓ ↓

斜め前から見ても特に変形などありません。

傷あとの細い線はあと 2ヵ月ぐらい
ピンク色に見えます。
その間は肌色のテープを貼って
いただくことになります。
参考までに、
この手術は保険診療で行うため、
3割負担の場合、手術手技料は
5,000円弱です。
その他、初診料等が別途必要です。
(手術手技料は縫い寄せた創の長さや
腫瘍の部位によって異なります。)
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2016年5月14日
赤坂クリニック・木下です。
以前の中園ドクターの記事(コチラ)
に対抗(?)して、私自身の好みで
初めて買ったと記憶している
レコードを紹介します。
大好きだった『ルパン三世のテーマ』
です。

7歳の時に発売されているので
かれこれ40年近く前です。
現在でもいろいろなアレンジで演奏され
続ける、まさに名曲です!
今後もとっておきの名盤(迷盤?)
を紹介していきたいと思います。
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2016年5月2日
赤坂クリニック・木下です。
いまのところ好天に恵まれている
ゴールデンウィークですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私はGWの夜長に、ずっと気になっていた
【セッション】という映画を観ました。

(映画の紹介HP>>コチラ)
大学時代にジャズのビッグバンド経験
がある者としては、とても感銘を受け
つつ複雑な気分にもなってしまい、
しばらく眠れませんでした。
楽器に限らず何かをマスターするために
厳しい指導者のもとで一定期間何かを
犠牲にしたことがある方には
おススメの映画です。
(厳しい指導がトラウマになっている方は
観ないほうがよいかもしれません)
そして、この映画とはレベルが違いすぎる
個人的エピソードを思い出しました。
かれこれ30年前、高校の吹奏楽部の
サックスパートみんなで福岡市内の
某有名楽器店で開催されたプロサックス
奏者の某先生のレッスンを受けたときの
エピソードです。
挨拶の仕方が悪いということでレッスンが
始まる前からこっぴどく怒られてしまい、
それだけで委縮してしまいました。
高名な先生を前に礼儀作法も知らない
高校生だったわけです。
(とても怖い先生として有名ということを
後で知りました。
先に教えてほしかった・・・。)
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2016年4月28日
先日の「リビング福岡」に
睫毛貧毛症
(まつ毛が細く短く少なくなり不十分な状態)
についての記事が掲載されました。

日本美容皮膚科学会雑誌の最新号には
「睫毛貧毛症治療の最前線」(角田美英先生執筆)
という論文も報告されており、
美容皮膚科ではトピックです。
論文によると、
まつ毛エクステ経験者のトラブルとして最も多いのが、
接着剤による充血や痛み 22.9%
アレルギーによる眼の腫れ11.7%
(重複回答あり)で、
その結果、
自身のまつ毛が抜けてしまう経験を
された方もいらっしゃいます。
トラブルを経験した人は予想以上に多い
という印象です。
また、まつ毛は加齢とともに
短く、細く、色が薄くなる
傾向があります。
まつエクやつけまつ毛でトラブルを経験した方や
年齢によりまつ毛が乏しくなった方に
自分自身のまつ毛を育毛する治療薬
「グラッシュビスタ」がお勧めです。
「グラッシュビスタ」は
2014年に日本国内で初めて
睫毛貧毛症治療薬として
厚生労働省から承認された治療薬です。
夜1回専用ブラシで塗ります。
使用開始後1ヵ月で
長さと色の濃さが有意に改善し、
使用開始後4ヵ月後にはさらに効果が大きくなる
との報告があります。
「グラッシュビスタ」1本はおよそ70日分ですので、
1本目から効果を実感できると思います。
中園
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2016年4月26日
赤坂クリニック・木下です。
今回は、
多色彫り(マルチカラー)のタトゥーに
対する最新ピコ秒レーザー《PicoWay》
による治療経過を紹介します。
ピコレーザーは従来のQスイッチレーザーに比べ
黒以外の様々な色に対して効果があるというのが
ウリの一つです。
すでに日本国内で数種類のピコ秒レーザー
が発売されていますが、機種によって
消しやすい色の得意・不得意があります。
治療開始前のふくらはぎ外側(下腿)
のタトゥーです。
(一部に丸いカサブタが付着していますが、
事前に行ったテスト照射のあとです。)↓ ↓

水色や紫はピコレーザーが効きにくい
可能性があったため、Qスイッチ
アレキサンドライトレーザーも動員
しました。(費用はピコレーザー
のモニター価格のままです。)
(その後1.5ヵ月毎の治療間隔で現在3回目
まで終了しています。)
2回目のピコレーザー 照射後 1.5ヵ月時
の状態です。↓ ↓

赤と黄色が2回の治療で順調に薄く
なっているのがわかると思います。
今後いろいろ工夫しながら
濃い黒・茶色・暗赤色を
せっせと消していく予定です。
今後も引き続き治療経過を紹介したいと
思います。
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2016年4月25日
赤坂クリニック・木下です。
今月中旬まで学会準備に縛られて
いましたが、その解放感にしっかり
浸ったため、症例写真の紹介も
ボチボチ再開したいと思います。
今回は、「下まぶたのたるみ・クマ」を
改善させるための手術の一つである
『下まぶたたるみとり手術(筋皮弁法)』
の症例写真を紹介します。
当院では、下まぶたのたるみ・クマ改善目的
の手術として、下記の 4種類があります。
① 経結膜脱脂術
② 皮弁(ひべん)法
③ 筋皮弁(きんひべん)法 ←今回の術式
④ ハムラ法
( ハムラ法についての過去の記事は
《術式を選択する際は、下まぶたのたるみの
程度だけでなく、頬のボリューム低下など
周囲の状態も考慮しながら慎重に決定します。》
術前写真です。

70代女性で下まぶたのふくらみ(目袋)
とともに皮膚のたるみが存在します。
数十年前に同じ手術を他院で受けておられ、
傷あとの白っぽい線が見えると思います。
頬部前面のボリューム(ふくらみ)の低下
もあるため目袋の下のくぼみ(クマ)が
余計に目立つ印象です。
今回の手術では、脂肪の減量後に
たるんだ皮膚を最低限切除し、皮膚と
眼輪筋が重なった「筋皮弁」で下まぶた
のハリを取り戻しました。
術後 5日目の抜糸終了時の写真です。

皮下出血斑を両側にみとめます。
5日目にしては腫れが少なくすみました。
術後 19日目です。
(斜め方向写真で目線が異なって
おり比較しづらくなっています。)

腫れも皮下出血斑もほとんど
目立たなくなりました。
傷あとは2~3ヵ月間ピンクの線
として認識されるため、メイク等
で隠していただいています。
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2016年4月20日
赤坂クリニック・木下です。
先日から続いている熊本県を中心とした地震
で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
熊本や大分から通院してくださっている方も
おられるため、今後の状況変化についても
気がかりです。
先週は3日間のお休みさせていただき
福岡国際会議場で開催された
《第59回 日本形成外科学会総会・学術集会》
で発表してまいりました。
最初の地震が発生した時は学会2日目
の夜でした。
私の発表は学会最終日(3日目)でしたので、
自宅で余震を感じながら発表内容の再確認を
行い、無事発表することができました。

今回発表したタイトルは
『刺青治療におけるピコ秒レーザーの役割
:病理組織所見にもとづく治療効果の検討』
というものです。
タトゥー治療におけるピコレーザーの有用性や
その理由を、皮膚の顕微鏡所見から検討した
という内容です。
【ピコレーザー】についてのシンポジウム
という大舞台での発表で緊張しましたが、
ピコレーザーという最新かつ画期的な
機器でタトゥーやシミの治療を安全に
効率よく行っていく上でのヒントを得る
ことができ非常に有意義でした。
また、今回の発表のためにご協力
いただいたモニター患者さんに
感謝いたします。

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2016年4月4日
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